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<ミニブログ> 呟きを他社に提供する「ツイッター入ってる戦略」がインテルインサイドとそっくりな訳


 グーグルやYahoo、MSNにツイートを販売して黒字を確保する勢いのツイッターですが、ベンチャー各社にも呟きを自由に提供し始めています。これは一体、何を意味するのでしょうか?
 筆者は昔のMPUの「インテルインサイド」やマイクロソフトのウインドウズと組んだ「ウインテル」戦略を思い浮かべます。
判り易く言えば、自社の製品が標準的なモジュール部品になって他の色々なモジュール部品と組み合わせることにより、多彩なパソコンの世界が出来上がりました。しかしその中には確実にMPUのインテルとパソコンOSのウインドウズが入っていた訳ですね。
ツイッターはそれと同じ事を狙っていると考えられます。
でもサービスとしてのソフトとMPUやライセンスとしての部品型ウインドウズとは一体、何が異なるのでしょうか。
有名なコンサルタントのドン・タプスコットは「プラットフォーム・カンパニー」と言うコンセプトを提唱しています。オープンソースが全てをフリーで提供する標準サービスであるのに対して、「プラットフォーム・カンパニー」はそれ自体、ごりごりのプロプライエタリーの仕組みです。しかしそのプラットフォームはAPIを公開して自由に第三者がサービスを乗っけて欲しいと言うものです。その代表がフェースブックであり、一部MIXIやグリー、モバゲータウンもソーシャルゲームで同様の戦略を取っています。
オープンパブリックな自由なプラットフォームは、社会主義のソビエトに打ち勝った市場経済の仕組みの基本ですよね。そのコンセプトをフェースブックやツイッターなどは積極的にネットのクラウド(ネットを介したコミュニティ)の中で実現しようとしています。この姿勢の徹底が日本のサービスに欠けています。
ツイッターもその上に色々なサービスが載るという意味では「プラットフォーム・カンパニー」です。ましてやフェースブックのように独自のサービスとしての中毒要素(プライベートなコミュニュケーションやシミュレーションの欠如)に欠けると言う欠点を持つツイッターの場合には、同時に「インテルインサイド」型の部品要素も戦略に入れておかないとフェースブックなどに勝てないと考えられます。
ツイッターはフェースブックと異なり「部品要素が強く、それ単独での生命力に今一つ乏しい」と言う欠点があります。だから人脈サイトと呟きが一体化したフェースブックや電子メールと一体化したグーグルバズに食われる傾向がある訳ですね。
 フェースブックの場合にはオープンプラットフォーム間の連携であれば十分なのですが、部品要素の強いツイッターは「インテルインサイド」戦略が必要だと言う結論に達したのでしょう。
 面白くなってきました。ワクワクしますね。
 ★★<ミニブログ> 拡大するツイッターのパートナー戦略でベンチャー7社に呟きを提供!!
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 日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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