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<ソーシャルベンチャー> 投資ファンドが社会起業家支援の為の助成金を出す訳


 アメリカではオバマ大統領を選んだ選挙のプロセスを通じてインターネット(ソーシャルメディア)が完全に社会に定着、認知されています。そしてインターネット(ソーシャルメディア)を介したコミュニティ運動も花盛りであり、クラウドコンピューティング運動のような革新運動も起きています。
 注)大手メーカーのグリッドコンピューティングは普及しなかったが、殆どコンセプトが同じなクラウドコンピューティングが急速に普及した理由には背景にオープンソースのコミュニティ運動があったためです。
 さてネットを介したコミュニティ運動は幾多の非営利組織を生み出し、21世紀の知識社会に相応しい社会規範作りと社会問題解決のための事業を行っています。その象徴がエコですが。
現代的な社会起業家としては2006年にノーベル賞を受賞した、グラミン銀行の創設者のムハマド・ユヌスさんが有名です。例のマイクロファイナンスですね。
 欧米では大手の企業がマーケティングに社会貢献要素を大幅に取り入れているのはこのためです。これはソーシャルメディア理解で欠かせない点です。
 ツイッタノミクスという本にもありましたが「企業のブランドイメージの向上=評判の獲得」をマーケティングに絡めているわけですね。
 さて日本でも社会起業家=ソーシャルベンチャーの支援の助成金制度が注目されています。慶応の金子郁容先生などが熱心ですよね。
 今回ご紹介する助成金は投資会社がファンド運営投資収益の10%を財団法人日本国際交流センター(JCIE)が運営する「SEED Cap Japan(社会起業家育成支援プログラム)」に出資するものです。
社会貢献という付加価値をつけることで、機関投資家にとってのファンドへの投資価値も高めています。(ファンドの「評判」の獲得、これがポイントです。)
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<出所:月間シンプレスWebサイト>
 ★★ 【トピックス】助成金のあり方に一石

  成功報酬の10%を原資に
 社会起業家支援のための助成金財源を、ファンド投資の成功報酬からまかなうという興味深い試みがある。財団法人日本国際交流センター(JCIE)が運営する「SEED Cap Japan(社会起業家育成支援プログラム)」である。 これは、投資会社がファンド運用益の成功報酬から10%を原資として提供し、社会起業家を支援するという日本初の取り組みだ。
営利活動の最先端にあるファンドと社会性の高い事業を結びつけようとしたもので、投資コンサルタントの渋澤健氏の提案によって実現した。社会貢献という付加価値をつけることで、機関投資家にとってのファンドへの投資価値も高めている。

http://sympress.jp/human/2010/04/post-bd69.html
 日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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