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<スマートテレビ>IFAベルリンでの展示会スマートテレビ発表状況の日本語記事紹介


 これも1月遅れですが、IFA(ベルリン)でのスマートテレビ発表状況日本語記事です。

ドイツのベルリン市内で、9月2日から7日にかけ、家電の総合展示会「IFA 2011」が開催されている。本リポートでは、今年のIFAでの大きなトレンドの1つとなっている「スマートテレビ」について、ブースでの展示内容を中心に大手各社の取り組みを紹介していこう。


ハイアールは第2世代Google TVで世界進出を目指す
 中国のハイアール(Haier)ブースでもまた、スマートテレビ進出につながる数々の展示が見られた。大手家電メーカーとして世界的な知名度の向上しつつある同社は、日本の家電量販店でも製品を見かけるケースが増えてきた。同社によれば、スマートテレビのようなハイエンド製品の展開はまだ中国国内が中心だが、今後欧州進出を目指してIFAでの先行展示という経緯に至ったようだ。そのため、ハイアールブースではインターネットTVやGoogle TVの展示が行われていたものの、画面やメニューで表示される言語が中国語だったりと、まだ製品としては参考展示といった様子だった。

 ★★ 着実に進歩する各社のスマートテレビ戦略(1) (1/5)


 同社で興味深いのは、PC向けなどに利用される液晶モニターも含めてインテリジェント化を進めている点だ。スマートテレビに関して、ほとんどのメーカーではリビング向けの大画面TVを主軸に据え、どのように一般に浸透させるかで各社は試行錯誤を続けているが、汎用タブレットやスマートフォンとの連携、アプリを使った機能拡張といった方向性を見出しつつある。Samsungは自社のPC向けモニターにおいてもこういった拡張の概念を導入し、例えばモニターの近くにノートPCを持ってくるとWi-Fi接続で外部ディスプレイとして利用でき、コンテンツ再生や簡単なWebサーフィン、デバイス連携はPCなしで行えたりと、適材適所でデバイス接続ができたり、個々での動作が可能になるといった工夫が凝らされている。家電メーカーであればTV、PCメーカーであればPCといった形に偏りがちだが、このあたりは総合メーカーならではのアプローチだろう。

 その1つがトルコの家電メーカー、Vestel。同社はTVやモニター製品、STB(セットトップボックス)など、主にTV周辺機器をカバーする。やはり同社もスマートテレビをリリースしており、ソーシャルネットワークにSkype、アプリ拡張、スマートフォン/タブレット連携など、およそ他の大手メーカーが推進していることは押さえている印象だ。だがVestelで最も筆者の興味をひいたのは「Android TV」だ。
 動作プラットフォームがAndroid OSそのものになっており、Androidアプリやサービスがそのまま利用できる。ただしAndroid TVはTVそのものに組み込まれているのではなく、STBとして中継装置のようにTVと接続される形態となる。動作OSは、Android 2.2 Froyoで、今日リリースされているスマートフォン向けアプリのほとんどがほぼそのまま動作する。前回のリポートでも紹介したように、本家Googleの「Google TV」はアプリ拡張の部分の実装が遅れており、スマートフォン向けOSを導入したサードパーティー製品のほうが先にAndroidを使いこなしているのが面白い。将来的には本家Google TVのほうが最適化も行われて最先端のプラットフォームになると思われるが、このあたりのフットワークの軽さは大手家電メーカーにはないものだろう。

 ★★ 着実に進歩する各社のスマートテレビ戦略(2)
 日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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