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<クラウドサービス>クラウドコンピュティングの次段階はダウンサイジングの再来か!!?


 フォーチュンテックの記事ですが、 JMP Securitiesの analyst であるPatrick Walravens氏によれば従来のブランド企業である Oracle (ORCL), SAP (SAP), and IBM (IBM)などは、クラウドサービスの競争に敗退気味であり、規模の小さいSaaS 企業が伸びているそうです。
その結果、IBMなど大手企業はクラウドサービスのDNA(遺伝子)を持っていないと気が付き、クラウドサービスにおいて勝ち組のベンチャー企業の買収に走っています。
 例えばこのところ以下のような買収が行われました。
    Oracle はRightNow Technologies (RNOW),を買収
    SAP はSuccessFactors (SFSF) を買収
     IBM は DemandTec (DMAN)を買収しています。
 with Cowen and Companyのアナリストは「企業顧客はオラクルの高い保守料金に嫌気がさして保守契約をキャンセルし始め、もっと現代的な技術に投資し始めている。」といっています。その理由はクラウドテクノロジーは従来のオープンシステムよりも30%-40%のコスト削減が可能になるためと言う話です。(ベイン&カンパニーの報告)
 そうなれば既存のIBMやSAP、オラクルなどブランド企業は打撃を受けると見ています。これは明らかに大型汎用機がオープン系サーバーに置き換えられた1990年代の再来=デジャブ(既視感)です。

 Ultimately, cloud technologies will be 30% to 40% less expensive than legacy products, according to a recent study from Bain & Company. That’s a cost advantage IT departments can’t afford to ignore, and a reality that will hit all large, on-premise enterprise vendors at some point. Making acquisitions is probably their best weapon against losing out in the cloud game and becoming irrelevant, so it’s no wonder they’re willing to pay a premium.


 今後は買収を逃れた新興の企業の中から次世代の機器やソフトウエアをサービスする企業が2012年の末までに必ず登場すると記事は締めくくっています。


By end of 2012, we should have a better sense of which companies — small and large — will become the next big names in this new era of software. We should also have a better sense of whether paying a premium for cloud companies will have paid off.


 
 <解説>
  クラウドコンピュティングのセキュリティ議論に決着が付いた段階で米国企業はクラウドコンピュティングを嘗ての大型汎用機からWINDOWSやUNIXによるダウンサイジングの再来と考え始めているようです。
 そうなれば記事のようにIBMやSAP、オラクルなどの製品コストの高いブランド企業が見放され、無印良品の製品を活用する新興企業が勝つわけですね。

 ★★ Is there a cloud bubble?
  日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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