<スマートテレビ>CATV視聴者の40%が視聴しているネットフリックスはアーカイブ放送の効果、友であり敵である!!
<引用もと:ペイドコンテント>
ペイドコンテントの記事ですが、ボストンのCable Show in Boston で全米5位のCATVコックスのPatrick Esser社長はパネルに参加し、「ネットフリックスはフレネミー=友人だが敵でもある」と答え、Time Warner CEO Jeff Bewkes氏らも同意しています。また写真の司会のサロンドス氏もネットフリックスを白か黒かと言うのは間違いだと述べています。
例えば現在、CATVで第四シーズンが放送されているドラマは、ネットフリックスでは第三シーズンまでしか見られない。ということはネットフリッ クスの前のシーズンを見てCATVに帰ってくる顧客がいる。またネットフリックスを同時に視聴すれば前の三回分の全シーズンをキャッチアップしてもらえ る。これは友の面である。
それで効果があった番組が AMCのpopular adult dramasであるMad Men, Breaking Bad and The Walking Deadであると述べました。約百万人くらい視聴者が増えたそうです。
しかし時間の取り合いはお互いに戦っているとも述べています。
面白いのは Coxの nearly 4.8 million人の契約者の何と40%がネットフリックスを見ている点だそうです。確かにアーカイブ放送は無いですからね。
<解説>
CATV業界のコードカットに対する恐怖は殆ど取り除かれています。寧ろ敵は通信キャリアの有料サービスや衛星テレビです。
そうなればネットフリックスのようなアーカイブ放送は有料テレビでは準備されていません。見逃し放送=テレビエブリホエアが議論されているだけです。
だからCATV視聴者の40%がインターネットでネットフリックスを見ていると言う共存共栄の奇妙な現象が起こっています。
Esser noted that in March, about 40 percent of Cox’s nearly 4.8 million subscribers were streaming Netflix — a boost to the cable company’s high-speed internet services.
★★ Cable exec: “Netflix is our frenemy”
ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter