世界中のソーシャルに関するニュースを紹介、配信するサイト

<スマートフォン&ソーシャルメディア>フェースブックフォンはフェースブック最大の野心であり、最大の企業リスク要因!!?


  世界初のフェースブックスマートフォンと言われるThe INQ Cloud Touch
inq-cloud-touch (1).jpg
<出所:ギガオム>
 
 CNETやギガオムなど多数の記事が出ていますが、フェースブックのスマートフォン開発への進出(年末までに開発、hopes to release its own smartphone by next year,”)は、今回本気と受け止められています。なぜならアップルとアマゾンの成功により、スマート革命(スマート機器の上に生えたサービスの森、閉鎖的なエコシステム作り)と言うサービス支配論理がイノベーションの主流だと言う認識が広まり始めているからです。もっとわかりやすく申し上げれば、「モバイル時代にフェースブックはモバイルで売り上げを上げていない。」「ほんとに売り上げが伸びるのか?」と言う投資家の圧力が、上場前後から非常に強くなっています。
 「単なるアプリ(含むHTML5)だけでは、グーグルやアップル、アマゾンに広告ビジネスから追い落とされる」とマークCEOは例によって非常に心配していると見られています。
 オープンな広告モデル中心の時代は終わり、垂直統合=閉鎖的な囲い込みの時代が始まっています。プラットフォーム=機器やブラウザーを押さえないと参加者を囲い込めない時代です。グーグルはグーグル+でオープンを捨て、クロームブラウザーで囲い込みを開始し、終にスマートフォンやタブレットもモトローラなどで自社開発すると宣言しています。

  Control the platform and you control the consumer

 フェースブック自身もモバイルからの広告売り上げの無さを大きなリスクとしてSEC(米国証券取引委員会)に上場時、届けました。
 一方でギガオムなどからは「一体、誰が使うのか?」「そもそもフェースブックに作れるのか?」「モトローラのようにメーカーを買うのか?」などがささやかれ始め、「フェースブック経営上の最大のリスク」「経営判断の失敗、信じられないほど馬鹿な意思決定」と言った見方も登場しています。「IPOで得た160億ドルの資金をドブにすてるのか?」など見方もシビアーです。
 しかしそれでもフェースブックは専用スマートフォンを開発すると見られています。
 インスタグラムの買収、オペラ買収への動きの報道、元アップルのエンジニアを多数雇ったと言う報道、Facebook Camera software の報道などを併せれば、フェースブックの戦略が見えてきます。
 野心的な試みかそれとも経営判断の致命的な失敗に終わるか?、そのリスクの大きさはツイッターに対処した時の比ではありません。
 フェースブックの専用電話開発はこれが三回目の試みです。
 一回目は2008年メーカーの INQ Mobileからフェースブックボタンを持ったスマートフォンが開発し、2011年The INQ Cloud Touchとして市場に出て、失敗に終わっています。(この INQ MobileやResearch In Motionを買うという見方もあります。)アンドロイドです。
     INQ Cloud Touch
      INQ Cloud Touch
  第二回目がHTCによるFacebook device.の “Buffy” 開発の非公式情報です。
 
  第三回目はこの “Buffy” の延長戦上にフェースブック専用フォンが開発されていると見られています。

 ★★ A Facebook phone: Ambitious leap or fatal mistake?
★★ This new Facebook phone: Why would anyone want one?
 ★★Facebook reportedly building phone with ex-Apple engineers
 ★★ Fast Track To A Facebook Phone — Buy INQ Mobile?

   ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

関連記事

2020年2月
« 12月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
242526272829