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ソーシャルとアナログ・イベント重視、英国新聞ガーデイアンの戦略


 

Guardian membership

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<出所:ガーディアン >

ギガオムの記事ですがIOTの時代になって大きく世の中が変化を始めています。モバイルの有料顧客が10万人、一方紙版が20万部に減少した英国のガーディアン紙は国際的な販促( 105 millionの視聴者 )と同時に国内では面白いビジネスモデルを発表しています。有料ライブイベントを中心とした会員制のnew live-events strategy and a membership-driven revenue model に転換しています。まず会員=フレンドになるとデジタルの記事はパソコンから無料で読めます。そして有料のイベントチケットが買えます。また月額24ドルのパートナーになるとのイベントチケットの割引と発表前の優先的な購買、インターネットライブストリーミングが視聴できます。更に月額97ドルのパトロンになると特別な private eventsへの招待があります。ガーデイアンのフレンド戦略、アナログ回帰戦略は面白いです。ガーディアンはロンドンに3万スクエアフィートの会場を確保しています。Guardian Spaceは2016年に完成します。そうなれば一週間に12以上のイベントが行われます。しかし完成前からガーディアンはこの方向に舵を切りました。米国ではイベント重視戦略に切り替えて復活したAtlantic Media の例があります。

実は同様のアプローチはWall Street Journal も実施しています。 WSJ+ と言う有料の特別な会員は招待者だけのイベントに参加できます。The New York Times も同様です。音楽の業界がCDの販売やデジタル販売では無く、ライブで稼いでいるのは有名な話です。だからアップルウオッチの発表時にU2は11曲新作アルバムをアップルが無料で配布する事を許可しました。理由は有料ライブに来てくれるからです。同じことが新聞でも起こっています。明らかにIOTの時代はアナログ回帰ですね。正にサイバーフィジカルシステムの時代です。

★★Ken Doctor: Guardian Space & Guardian Membership, playing the physical/digital continuum

★★Why the Guardian is smart to bet on live events and a membership model instead of paywalls

日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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