フィンテックと発展途上国

<出処 テッククランチ>
2015年のアジアのフィンテック投資は2015年には2014年の4倍になると予測されます。
2014が$880 million 一方2015年は $3.5 billion.です。確かに4倍になっています。
アジアだけではなく新興国ではフィンテックが国の金融を左右し始めています。
1、ナイジェリア
ナイジェリアは95%が現金取引であり、一方携帯電話は普及していますが、銀行口座はほとんど普及していません。そこで Paga と Ready Cashがモバイルベースの口座を提供しています。ケニヤと同じようにショートメッセージによる送金を実施しています。そして合計で数百万口座を獲得しています。しかし問題は海外送金との関係です。幾つかにフラグメントされた電子マネーと海外送金は上手く結びつかないようです。 Cash Envoy などがそれを解決しようとしています。
Connecting local wallets to a global network will have to be overcome if Nigeria wants its citizens to realize longer-term financial plans.
2、 China
クレジットカードの普及が遅れている中、Alibabaの Alipayがモバイル決済の80%を占めテンセントと合わせると圧倒的多数を占めています。
アリペイの親会社は2016年上場を計画しているそうです。
3、インド
90%のスモールビジネスが金融機関と関係を持っておらず、50%の人々が銀行口座を持ってないインドです。一方モバイルフォンは80%の普及率です。
そして2017年には32%までスマートフォンが普及します。 Catalyst Labsなどがモバイル上の個人口座を普及させています。
Catalyst Labs
3. フィリピン
20%だけが銀行口座を持っており、98%が現金決済のフィリピンでは、フィリピン政府とUSAid 及び mainstream banksが E-Pesoのサービスを立ち上げています。
E-Pesoのサービスはe-payment systemです。そして全ての取引(B2C, B2B and C2Cとパブリックな取引)に使われています。
4、 メキシコ
アンバンク顧客( low-income families)を対象にした金融サービスです。
★★Fintech Investment in Asia-Pacific set to at least quadruple in 2015
★★Fintech’s Five Emerging Powerhouse Markets Are At A Crossroads
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter