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台頭する学生ローンの乗り換えサービス、フィンテック


 

SALLIEMAE

<出所 フォーブス>

米国では決済の次に個人ローンや中小企業のローンがフィンテックの新たな領域として台頭しています。特に最近、学生ローンが目立ちます。

2015年春の記事ですが古くないです。特に学生ローンはうなぎ上りに増えており、現在、残高が1.2兆ドルあると言われています。問題は相手が誰でも金利が同じ(one-size-fits-all interest rate)と言う個性を無視した貸付(政府系のサリーメイ)にあります。sallieMaeと呼ばれる政府が保証した学生ローンがあまりに変化に疎いのでフィンテック企業が台頭しやすい状況になっています。

 

ところが学生は金融リテラシーが低いので、彼らにアドバイスをしたり、安い金利などよりよい条件への乗り換えを勧めるサービスも登場です。フィンテック企業のHeroは学生ローンの専業サービスです。学生ローンを早く支払うことを可能にするサービスもあります。 それにはCredible, Earnest, Student Loan Hero, Sofi などがあります。Gradibleは様々なネット上の仕事を学生に依頼し、その給与を学生ローンの返済にあてます。

1) Credible

Credibleはrefinancing marketplaceであり、大学院の学生の為にリファイナンスの情報を提供します。8社からのリファイナンス情報ですが、その中には Citizens Bank, CommonBond, and CordiaGradなどの企業が含まれています。殆どの学生がリファイナンスが可能と言う話を知らないそうです。

まず大学院生のannual income, debt balance, interest rate, and credit score.などの情報を入手し、10分でリファイナンスの提案リストを作成します。一般的に見て$11,000程度の節約が可能なんだそうです。

2) Earnest

Earnestの場合は自社で refinanceを実施します。5つの項目から独特のアルゴリズムを持つ審査基準(あえて言えばAI)によって再ファイナンスの条件を計算して提案します。22 から 34歳の層が平均利用者層です。平均して$12,588の節約になります。

3) Student Loan Hero

Heroの場合は学生の負担=コスト削減のSavings Plans と 支払いのリスケジュール化(Repayment Options)が主な提案です。

Student Loan Hero

4) The SoFi & CommonBond Way

同社は卒業生からの貸付投資(alumni investors)と大学生を繋ぎます。一種のソーシャルファイナンスの要素をもっています。先輩からの投資を学生ローンの節約に使うことにより同窓会ネットワーク(alumni networks)を強化します。

借り手の学生の為のユニークなプログラムには以下のものがあります。

① 起業した学生には6か月間の学生ローンの支払い猶予

② 失業した学生にも6か月間の学生ローンの支払い猶予

 

 

Sallie Mae

salliemae

HELP Hearing – Student Loan Program (Full Video)

★★ New FinTech Companies Aim To Solve The Student Loan Crisis

★★ New FinTech Companies Aim To Help Student Loan Borrowers

 

日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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