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三菱UFJとクラウドワークスの電子財布はブロックチェーンにあらず、フィンテック


「クラウドワークスと提携して三菱UFJが報酬を電子財布に振り込む、その為の新会社、クラウドマネーを立ち上げる。????!! 」最初、日経の記事を読んだとき、ブロックチェーンの財布の事かと思い、「これは三菱UFJ少しおかしい。非現実的?」と思いましたが、そうではなく、クレジットカード会社が米国で展開しているオープンループ型のサーバー型電子マネーの日本展開とわかりました。なるほど、クラウドワークスに集う雇われない働き方の層をアンバンクまたはアンダーバンク層ととらえたのですね。ソフトバンクカードと同じ発想です。確かにクレジットカード会社がプリペイドカード口座を立ち上げ、米国ではそこに給与も振り込めます。送金手数料も安いです。

クラウドワークスがリードしたのでしょうか?、国際ブランドの加盟店における決済に利用出来るそうです。LinePAYのライバルサービスですね。ランサーズはどこと組むのでしょうか?

解説

もしブロックチェーンが法貨を駆逐すると言う対抗文化の夢を実現するならば、当然、今頃はこの手のサービスを手掛けて急速に伸びるスタートアップや金融機関のベストプラクティスが登場しているはずです。しかし実際は米国ではカード企業やスタートアップのVenmoなどのサーバー型電子マネーがその役割を担っています。中国ではアリペイやwechatpayがその役割を担っています。英国ではアプリバンクとよばれるスマートフォン型デビットカード(電話番号送金、手数料ほとんどいらない)などが伸びており、北欧も同様です。G20で明らかになったように仮想通貨は資産であり通貨ではない。また中央銀行が自前の仮想通貨を出すのはマネロンなど問題が多すぎるとなっています。

サーバー型電子マネーは既存の金融サービスの改良版として急成長しており、最早、ブロックチェーン型の仮想通貨の出番はありません。

引用

新会社はクラウドマネー(東京・渋谷)。クラウドワークスが66%、MUFG子会社のジャパン・デジタル・デザインが34%を出資する。同時にMUFG子会社の三菱UFJ銀行がクラウドワークスに対して2億円を出資することも決めた。

クラウドワークスはネット上で仕事を受発注するクラウドソーシング事業を展開している。まずクラウドワークスを通じて働く人が、報酬を電子財布にプールして決済や送金に利用できるようにする。将来的には銀行口座との連動や独自の決済プラットフォームの構築を目指し、クラウドワークスの利用者以外も使えるようにする方針。

引用終わり

 

<出所   >

 

銀行業高度化に向けた新会社設立ならびに資本提携について

★★ 電子財布で新会社、MUFGとクラウドワークス 働き方の多様化に対応

★★ 三菱UFJ、電子財布で報酬管理 フリーランス向けに新サービス

 

日本ナレッジマネジメント学会 副理事長 山崎秀夫

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