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米国銀行サービスZelleがVenmoを抜く勢い、フィンテック


米国の銀行サービスZelleは携帯電話番号でスマートフォン送金できるなど、キャッシュレス社会に進む米国の銀行サービスの未来を担っています。2018年中にはペイパルが買収したVenmo抜くとみられています。2018年中には数千万利用者に拡大します。現在、個人送金はVenmo と Square Cashの電子マネーがリードしており、7銀行連合( JPMorgan, Bank of America, Wells Fargo, US Bancorp, Capital One, BB&T, and PNC )の米国の銀行サービスZelleが追いかけていますが、Zelleサービス開始1年がたち、Zelleが伸びています。即刻送金ができ、2-3日かかるVenmoやSquare Cashより速い点、銀行アプリ(your bank’s mobile app.)と相性が良い点などが指摘されています。

Zelleは2018年73%成長予測です。その結果、Zelleは米国でもっとも普及した送金アプリ(Zelle is now the most-used peer-to-peer payment app in the US)になります。2018年末には利用者数が、Zelle は27.4 million users, 一方Venmoは22.9 million users.です。

 

<解説>

キャッシュレス社会の実現は、世界的に見てサーバー型電子マネー対銀行のスマートフォン用デビットカードアプリ送金の争いです。中国は電子マネーのアリペイ、ウイーチャットペイが圧倒し、一方北欧や英国はスマートフォン用デビットカードアプリ送金が圧倒しています。シンガポールやタイでは両者が競っています。先進国ではそれらにアップルペイやグーグルペイのようなクレジットカードのアプリが絡んできます。米国はベンモ、スクエアキャッシュの電子マネー勢と銀行サービスZelleの戦いです。みずほ銀行のjコインは銀行サービスZelleを目指しています。

一方日本は失敗した改正資金決済法の悪影響からか、仮想通貨がキャッシュレス社会を実現すると言う神話から抜け出せていません。

 

mobile phone p2p payment users by platform

<出所 BII  >

★★ How to use Zelle, the lightning-fast payments app that’s more popular than Venmo in the US

★★ Zelle, a payments service created by the 7 biggest US banks, is on track to be more popular than Venmo in 2018

 

日本ナレッジマネジメント学会 副理事長 山崎秀夫

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