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キャッシュレス社会近い、さるぼぼコインとアリペイの連携、フィンテック


飛騨信用組合さんがアリペイデイ2018に登場され、さるぼぼコインとアリペイの連携について話をされました。まず飛騨高山の飛騨信用組合が展開するさるぼぼコインですが、高山市、飛騨市、白川村(人口11万4800人)という営業エリアしか認められていない飛騨信用組合(メンバーシップバンキング、二市、一町村)にとっては地域通貨(地域振興券)=顧客の囲い込みの為の一種のスマートフォン版デビットカードの変形(金融庁には前払い式支払い手段として届けていると思われます)と考えられます。マイナス金利の中、クレジットカードや電子マネーの低い普及率を見て地域通貨(地域振興券)での差別化を決断しています。また大手流通業が電子マネーで攻勢をかけており、観光客にはクレジットカードが使えない不満が高まっていました。飛騨信用組合は紙ベースでのさるぼぼ割引券を消費者に提供していましたが、それをさるぼぼコインに衣替えしています。(飛騨信用組合が組織するさるぼぼクラブが紙の割引券を発行)

地域の中でお金を回すと言う発想で支持を得て、764店舗、ユーザー数5000人を獲得しました。全タクシー会社、司法書士の支払い、スパーなどで使えます。また財布間送金(B2B)送金も8万件、220万円の実績があります。40代―60代の女性が日常の買い物に使っています。

これがブロックチェーン方式で支えられています。サーバー型電子マネー方式と比較した場合、ブロックチェーン方の欠点はスマートフォンと言う財布が必要なため「顔認証、指紋認証による手ぶら決済」に対応できない点でしょうか。

さてアリペイとさるぼぼコインは、まずアリペイの加盟店獲得(アクワイアリング)を飛騨信用金庫が請け負いました。(年間観光客462万人、内外国人51万人、中国人は7.5%)

さて2018年7月9日、さるぼぼコインとアリペイは提携しました。まずはQRコードを同じ紙に並べ、早晩、共通化します。次にアリペイの加盟店獲得を飛騨信が代行します。

さるぼぼクラブ

引用

アリペイとの業務連携について

このたび当組合は、世界規模のモバイルおよびオンライン決済プラットフォーム「Alipay(アリペイ)」と、当地で共通の2次元コードを利用した事業を連携して展開することで合意しました。
スマートフォンアプリ上で利用できる、高山市・飛騨市・白川村限定の電子地域通貨「さるぼぼコイン」とアリペイどちらでも利用できる2二元コードスタンドを当地の店舗や観光施設などに設置し、地元顧客だけではなく、中国からの観光客もキャッシュレス決済できる環境を整備、推進していきます。(※1)
この業務提携では、当組合はアリペイのアクワイアラーとして、加盟店の獲得と業務フォローを行い(※2)、アリペイはアリペイアプリのクーポン発券や中国観光客向けのプラットフォームでの「飛騨・高山」特集などにより、中国からの観光誘客をサポートします。

※1 さるぼぼコインとアリペイは、スマートフォンの専用アプリで店舗に設置されたQRコードを読み込む「静的QRコード」を利用している点が共通しています。当地では、既にさるぼぼコインの決済手順が浸透しているため、アリペイと親和性が高く、導入に向けた事業者の負荷が軽減されます。
※2 アリペイが金融機関と直接アクワイアリング契約を締結するのは、全国の信用組合で初となります。

引用終わり

<出所 飛騨信用組合>

★★ さるぼぼコイン

 

<出所 https://twitter.com/YamayaT/status/1037245651430436865>

日本ナレッジマネジメント学会 副理事長 山崎秀夫

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