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スーパーボールの人気トップのブランデッドエンターテインメント


スーパーボールは米国で毎年最も人気が高いスポーツイベントです。今年は何と93百万人がCBSテレビのの中継を見たそうです。一方広告業界も毎年、最高のテレビCMをぶつけて来ており、その年のテレビ広告の方向性を占う場所でも有ります。
今年はGMのテレビ広告をビジネスウイーク誌がトップに上げています。CGCM(消費者主導作成CM)の方ではなくてプロの作品の方ですね。
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スーパーボールのCM作品が早速、YOUTUBEに投稿されたりニューヨークタイムスのサイトに載せられています。既に米国は2009年2月の地上波のデジタル化=サーバー放送の開始を睨んでテレビCMは動き出しています。尚、ブランデッドエンターテインメントとは、企業が面白い物語などを提供しその中にメッセージを託するタイプの広告です。
★物語の荒筋
 ロボットの夢の物語です。
  GMの工場で働く黄色いロボット君が、作業のミスをしてねじくぎを床に落としてしまいます。
 首になったロボット君は同僚達の冷ややかな視線を浴びて彼は工場を去っていきます。
 街では誰からも仕事の声もかからず、相手にして貰えません。そして彼は最後に河に身投げをします。
 そこで夢から覚めたロボット君は・・・・でおしまいです。
★メッセージ
 GMは寝ても醒めても弱いといわれる品質管理のことばかり考えています。
 皆さん、こんなにGMは品質に本気です。
★感想
 ロボットが車を作る日本メーカーへの皮肉もありそうです。
 一方、このロボットは、工場で働く労働者というよりは、消費者の圧倒的な多数を占めるサービスの仕事=オフィスで働く感情労働者=知識ワーカーであり、あまりにもヒューマンな面や、厳しい競争下や効率優先のビジネスプロセス下での社員の孤立、孤独、接触飢餓と言った面も代表しており、米国消費者の共感も取りつけたようです。
▼Super bowl Commercials 2007 -GM Robot

日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫

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