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SNSは「バカが支配している」――NINのトレント・レズナー


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/12/news041.html

ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー氏は、ネットコミュニティーへの参加は「益よりも害の方が多い」という考えに至った。
(中略)
同氏はネット上でコミュニティーと交流する上での問題として、ゴミやノイズが多いという点を指摘している。
(中略)
「主流のソーシャルネットワークは高い値段で身売りするためにユーザーを増やすことばかりに腐心し、ユーザー体験の質など気にしていない。わたしたちはそういう世界にいる」(同氏)

とてもラディカルな雰囲気を漂わせていますが、まさに今後のSNSの在り方を問わんとする核心をついたコメントの様に思われます。
しかしながら「益よりも害の方が多い」と結論づけてしまうのはいささか早計ではないでしょうか。
「害」があることは紛れもない事実です。そしてその量もかなり多いでしょう。もしかするとレズナー氏が言うように総量としては害が益を上回っているかも知れません。しかし、個々人が存在するその全ての害に遭遇するのでしょうか。

私はそうは思いません。

どれだけの益を獲得し、どれだけの害を受けるかは、「SNSならば一様にこうだ」と言えるものではなく、ユーザーの使い方であったり、SNSの環境に依存すると思います。
即ち、使い方やSNS環境のちょっとした変化で、(害を消し去ることができないとしても)少なくとも害を「回避」することが可能になると思うのです。

そしてそういった「回避」への動きは活発化してきています。先日紹介したTwitterのVerified Accountが良い例です。
Verified Accountが実現され普及されれば、少なくともレズナー氏が指摘する「婚約者への「憎悪を吐き出す」Twitterアカウント」が毎日のように出てくることはなくなるでしょう。

SNSは静的なものではありません。SNS内部で日々新しいつながりや知識が生み出されているように、SNS自体も日々進化を続けています。

著名人のこういった発言を受けて、SNS関係者達が今後どの様な動きを見せていくのか注目したいところです。

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