2005年03月08日
●【meetme】meetmeの最後のエントリー

トミーです。お久しぶりです。ご存知のとおり、meetme.jpは3月末をもって閉鎖することになってしまいました。
meetme.jpのユーザーの方々は本当に温かい方が多く、お励ましの言葉や、「友達が見つかりました」「おつきあいをはじめました」などというご報告を頂くと、スタッフ一同本気で感涙でした。もう残された時間は短くなりましたが、どうか皆さんがそれぞれに素晴らしい人と出会うことができるよう、お力添えさせていただければと思っています!
meetme.jpはそもそも、人と人とのコミュニケーションの可能性をオリジナリティあふれる形で提案していくことを目的に立ち上げられました。
ご存知の方も多いことと思いますが、90年代後半から特に欧米では、ネットを通さなければ出会うことのなかった人同士がコミュニケーションを取るとか、友達や結婚相手を見つけるということが非常にポジティブ方向に発達しており、ちょっとした社会現象にもなっていました。
ひきかえ同じ頃の日本では、不幸なことに、同じツールにおけるその暗黒面だけが発達し、一部の悪質なサイトによって青少年が犯罪に巻き込まれる痛ましい事件が相次いだり、コミュニケーションを提供するサイトを語っての架空請求などが横行したりしていたため、「ネットでコミュニケーション」というと、十羽一からげに悪の温床のように言われ、その素晴らしい利点よりも先にとにかく「なにやらいかがわしい」というイメージだけが先行してしまう状況でした。そして、またそういった側面があったのも事実といわざるを得ません。日本におけるインターネット上でのコミュニケーションは、それはそれは不幸な歴史をたどってきたといえるのではないでしょうか?
しかし、meetme.jpは、そういった日本におけるこれまでのネット上でのコミュニケーションの現状に、一石を投じたかったのです。
このサイトを立ち上げるにあたって、本当に様々なアイデアが浮かんでは消え、あるものは実現へ向かいましたが、その取捨選択の際に終始一貫して持ちつづけていたのは、「どんなに技術が発達しても、コミュニケーションの両端にいるのは常に血の通った人間同士」という非常に原始的な考えでした。結果、ユーザーの方々に受け入れていただいたものもありましたし、正直、必要なかったかな、と思うものもありました。しかし、私達はただただ、皆さんに良い形でのコミュニケーションを提案したくて、このサイトを作ってきました。この世の中のどんな便利な発明も、人に心があるからこそ求められてきたもの。インターネットも例外ではないはずですよね。
ここのところ、ソーシャルネットワーキングの社会的認知などを通して、日本においてもやっとのこと、ネットを通して人とコミュニケーションを取るということ自体の全体的な軌道修正が叶ってきたように感じます。もちろん、誰もがアクセスできるネットというひらけた場に自分の情報をおくことに関する危険性は、個人個人が自己責任において充分に認識していなければならないことは常に同じなのですが。それでも、先に述べたように、日本におけるインターネット上のコミュニケーションの歴史の、とある不幸な時期に置き去りにしてきた「素晴らしい利点」に関しては、やっと、取り戻すことができそうですよね。
そしてこのタイミングで、サイト立ち上げの段階から上記のような思いを込めながら運営してきた当サイトがその一線から退くことはとても残念ではありますが、冒頭に述べたとおり、とにかく暖かく、純粋で、本当にステキなユーザー皆さんに恵まれ、ユーザー同士や、ユーザーの皆さんと私達運営側も、双方の体温を感じられるようなサイトにできたことはmeetme.jp運営担当者の誇りでもあります。
meetme.jpを愛してくださったユーザーの皆さんにはひたすら「ごめんなさい」、としか申し上げられませんが、どうかこのmeetme.jpでの様々なコミュニケーション体験が、皆さんのこれからの人生にプラスの影響を与えることができますように、と、節に願っています。
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