2006年06月30日

●2億ドル稼げるか!!SNSマイスペースの2006年収益見通し

色々姦しい米国のマイスペースですが、2006年には2億ドル稼ぐと言う収益見通しが出ています。果たしてそんなに稼げるのでしょうか?

関連記事は以下の通りです。

MySpace: 'not just a kids' thing' 

http://www.timescommunity.com/site/tab5.cfm?newsid=16860401&BRD=2553&PAG=461&dept_id=506096&rfi=6

この新聞は北バージニアに約30万部弱のウイークリー誌のものです。

※引用
Currently, it has about 88 million registered users, and the company projects a 2006 revenue of $200 million.

Earlier this year MySpace was blocked from all Fairfax County public schools, as some other districts, including Montgomery County, Md., have done.
※引用終わり

●マイスペースの収益見通し

マイスペースはオンライン・プレデイターの問題が社会問題化したため、Fairfax Countyの全ての高校では、使用禁止になっていますが、子供たちの問題を除けば、収益は順調に伸びていると言う内容です。

参加者数も既に9000万人に近づいており、約5,000人が恒常的に使っているようですから、やはり凄いですね。

さて2006年の収益(売り上げ)は2億ドルと言う予測ですから、これもまた凄いですね。
これにはプロフィール広告やバナー広告などの広告収益が中心です。

また検索エンジン提供機能をYahoo,Google,MSNのどこかにアウトソーシングして、その広告費の8-9割を貰おうと言う計画のようですので、これも凄い数字になると考えられます。一説によれば現在、マイスペースの検索からGoogleが大きな収益を上げていますが、これをマイスペースは狙っているようです。

これを積み上げてマイスペースは2006年には2億ドル(約220億円)稼ぐと予測しているわけですね。

●何が阻害要因となるか?
 
マイスペースの収益阻害要因は、下院に提出されている規制法案をはじめとした、社会問題化したオンライン・プレデイターの件の行方でしょう。このお陰で規制を強化した結果、アクセス数の伸びが落ちたり、既にピークを超えたと言われていますが、何と言っても9000万人の参加者数ですから、参加者の二から三割程度の子供たちを切り捨てたとしても、あまり影響は無いと判断したのでしょう。これが同社の強気の収益見通しに繋がっていると思われます。

●日本への教訓

日本のmixiもある意味でマイスペースと似たようなことを実施しています。参加者の営業行為に対する規制を強めたり、アダルト系の社交を規制したりしている訳ですね。この規制によって明らかにmixiのアクセス数の伸びは落ちています。

しかし参加者数が2005年12月の参加者数200万人から、2006年6月には約450万人に増加した結果、『少々手荒な規制を行っても参加者は雨後のたけのこのように生えてくる』『それより雰囲気を良くして企業広告を一杯、取ろう』と言う方針が今のところ功を奏しているのでしょう。

これがサイバーエージェントの社長の言う『mixiの広告枠が飛ぶように売れている!!』となるわけですネ。

これにはyahoo306楽天などの動きの遅さが大いに貢献していると思います。いずれにしてもyahooも楽天も夏から秋にかけて一挙に手を打ってくると思われますのでその時が関が原ですね。

さあ、どうなるのでしょう?? 面白くなってきました。

投稿:山崎秀夫(『ソーシャル・ネットワーク・マーケティング』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797331054/echooyubitoma-22/250-6131018-0814626

Posted by sns at 2006年06月30日 12:43
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