2006年07月19日

●空恐ろしい!!SNSフェースブックの職場進出スピード

瞬く間に全米2,000の企業に浸透したSNS『フェースブック』ですが、果たして企業内(オフィス)に人脈形成の種(ミーム)を播き、水をやり、育てることができるでしょうか?大学生と高校生を対象としたSNSフェースブックは、2006年5月から企業への拡大を発表していました。ちょっとそのフォローアップ調査をして見ました。するとあっという間に全米2,000社が登録されてしまいました。

関連記事は以下の通りです。

Facebook expands to corporate social networking

http://tailrank.com/posts/562949953576681/Facebook_expands_to_corporate_social_networking

学生向けSNS「Facebook」、企業メンバーの受け入れを一部開始

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20104167,00.htm?rss=ref

フェースブック インクは、ホームページ上で既に全米2,200大学、22,000高校、そして2,000に入っていると報告しています。

http://www.facebook.com/press.php

※引用
•More than 7.5 million people registered
•Over 2,200 colleges, 22,000 high schools and 2,000 companies supported
•Two-thirds of registered people return every day
※引用終わり

職縁SNSの日米比較をしてみよう

欧米ではSNSのような社交クラブ運営は企業の責任ではなく、原則外部のサービスだと言う伝統があります。(そうは言ってもサンマイクロシステムズのようにバーベキュー・パーティを社内で催したり、アクセンチュアのように会社が実質公認の退職者の同窓会があったりと多様ですが。)

今回のフェースブックのアプローチは、各社の社員が会社SNSを申請してフェースブック内に立ち上げると言うものです。判り易く言えばmixiGreeの中に社員が勝手に会社のSNSを立ち上げると言ったイメージです。但し、フェースブックはマルチ・カンパニー化された仕組みの為、それぞれの企業ごとに独立の会社SNSが立ち上がっているように見えます。(ここは明らかにmixiGreeとは異なります。)

フェースブックは同じアプローチで全米の大学と高校に浸透し、七百五十万人に活用される規模になりました。

このアプローチは日本のネット職縁社会とはかなり趣を異にします。複数の部門連合で社内SNSを立ち上げたNTT東日本やしっかりと役員に根回しして立ち上げたNTTデータ、人事部が運営している日本興亜損保など会社主体のSNSとは明らかに異なりますね。(これ皆、Beat Communicationなんだよな・・)

米国のナレッジマネジメントはソーシャルネットワーク分析(人脈分析)に主眼が置かれており、会社主体でSNSの仕組みを運営すると言うところまでは、まだあまり到っていません。しかし今回のフェースブックのアプローチが人材育成や『学習する組織』を作る上で効果があると判れば、一挙に全米に会社主催のネット発SNSが流行るかもしれません。

会社がネット職縁社会を会社として重視し始めた日本と社交クラブは外部が基本の米国と言う違いはありますが、日米共にSNSが勢い良く企業内=オフィスに入り始めたことは事実です。

さあどうなるんでしょう。面白くなってきました!!
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山崎秀夫 / 日本ナレッジマネジメント学会専務理事

Posted by sns at 2006年07月19日 21:32
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