2006年10月26日
●予想通りのWeb2.0、ソフトバンクのモバイルの無料戦略
![]()
ソフトバンク・モバイルが電話番号ポータビリティを機に始めた定額制料金は、他社との接続が割高だとか枝葉末節な議論が多いですが、シナリオは実にすっきりしています。筆者はいよいよ我が国でも、Web2.0の無料経済が電話サービスにも及んできたかと言ったイメージで捉えています。孫さんの戦略は、ほぼ予想の範囲内でした。
他社との接続が割高だとかなどの枝葉末節な議論は、他の人にお任せします。
関連記事は以下の通りです。
▼ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【前編】
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20061024/119385/
▼ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【後編】
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20061024/119401/
2007年1月15日までの加入期間限定ながら、基本料が月2880円!なんて凄いイメージですが、筆者は結構、これは明確なシナリオがあると思っています。AOLのAIMPAGESが参考になるソフトバンクのモバイルの無料戦略です。
さてWeb2.0はボランティアと広告費による無料経済(電網共産主義)です。音楽も書籍もドラマも電話サービスにすら無料圧力がかかります。最近、AOLのAIMPAGESがSNSを始めるに当たってインスタントメッセージングを動画化し、AOLのAIMPAGES内での使用は無料にする。但し対外的な接続は付加価値料金を取ると言い出したのを鮮明に思い出しています。そして同時にAOLはオープンサービスに移行し、広告料を入れてくると言う戦略でした。
これは一種のテレビ電話のコミュニティ内無料化戦略だった訳です。(4、300万人の通話が無料)
今回のソフトバンクの無料戦略はこれに良く似ています。恐らく何らかの広告料で稼ぐ仕組みを考えていると思います。そしてSNSを囲い込みのために何らかの被せてくることが予想されます。そうなればKDDIとGREEの連携、共同での携帯型SNS戦略の布石の意味も見えてきます。携帯電話会社が電話料の一部を無料化し、代わりに広告料で稼ぐWeb2.0、無料経済(電網共産主義)が少しずつ始まっています。
そうなればKDDIとGREEの連携、共同での携帯型SNS戦略の布石の意味も見えてきます。携帯電話会社が電話料の一部を無料化し、代わりに広告料で稼ぐWeb2.0、無料経済(電網共産主義)が少しずつ始まっています。
もしかするとミクシィがGREEなどに追い抜かれ、来年の今頃、GREEあたりが上場と言う話になっているかも知れません。面白くなってきました。ワクワク感満載です!!
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
このエントリーのトラックバックURL:
http://socialnetworking.jp/b/mt-tb.cgi/2930
