2007年04月18日
●仮想世界ソフトによる次世代のナレッジマネジメント
ビジネスウイーク誌が記事にしたと言うことは、米国はこの方向に向かいつつあることを意味します。シミュレーション技術=人工現実感のビジネス活用はナレッジマネジメントにも及んでいます。
英国石油、INTEL、HP、防衛産業のdefense giant Raytheon、CISCO、モトローラなどがアバターと人工現実感、モーションキャプチャーなどのナレッジマネジメント活用に走り始めました。セカンドライフも企業に外販するような話が出ているようです。
関連記事は以下の通りです。
▼The Virtual Meeting Room
http://www.businessweek.com/technology/content/apr2007/tc20070416_445840.htm?campaign_id=rss_daily
▼デモ用スライド
http://images.businessweek.com/ss/07/04/0416_virtual_worlds/index_01.htm


(France's Tixeoのホームページより引用 http://www.tixeo.com/home.php3)
●ビデオ会議はセカンドライフ型になるか?
過去、一年間INTELではシンガポール、イスラエル、米国の遠隔地会議をアバターベースで実験的に行っています。商品戦略、IT計画などの仮想プロジェクトが活用しているようです。会話、情報共有、問題解決などに利用しています。
また全世界の社員は本社のボスとあったことがない・・・・こう言う問題を解決する手段としてアバターベースの打ち合わせが活用されています。
電話やチャット、ビデオ会議とは異なる人工親密感を醸成できると言う訳です。このシミュレーテッド・インテイマシーと言う表現は筆者も大好きです。
●セカンドライフなどでのマーケティング活用
これは省略します。
●仮想トレーニングや顧客モニター、アナリストとの打ち合わせ
英国石油などが熱心なのが、トレーニング、顧客とのコラボレーション、アナリストとの打ち合わせなどです。スタンフォード大が協力しています。これは2007年の4月16日から始まりました。
●サービス提供ベンダーの話
France's Tixeoとかstartup QwaqとかMultiverseとか色々ありますね。
筆者はPROTONMEDIAが気に入ってますが。この手の活用法は2004年から始まっています。
三次元でないと親密感、雰囲気が出せない。二次元では駄目と言う主張は面白いですね。
セカンドライフを提供するリンデンラボも企業参加者により更にコントロールを渡す計画のようです。確かにセキュリティなどの問題がありますから。
セカンドライフの企業売りが計画されています。日本の代理店になるかな(笑)
SNSにおいてBEATCOMMUNICATONが行っているように、企業のサーバー上やASPでサービスされる訳ですね。セカンドライフのマーケティング担当オフィサーのグレン・フィッシャーがそう言っています。
まあ、この程度のものならば日本企業でも作れそうですが。
●今後の話
確かにビデオカンファレンスの市場と競合しそうです。デモの写真を見て頂くと判りますが。
CISCOが買収したWebExやマイクロソフトのライブミーティング・ツールなどがビデオカンファレンスで有名ですが、それと競合しそうです。
値段はFrance's Tixeoのものが五人まで一ヶ月の時間、回数無制限利用で月額47ドル、一方WebExは10人までの回数無制限利用で49ドルです。
一方Multiverseは代理店が個別企業向けにどんどん開発してます。
さて競合のWebExはリアルビデオの優位性を主張しており、WebExを買収したCISCOはWebExを活用し、補完的に仮想世界ソフトを活用しています。
まあ一番難しいのは社員の活用における学習カーブでしょう。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
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