2007年05月31日
●買収劇 lastFMはCBSと上手くやっていけるのか
米国三大放送のCBSがC音楽SNS「Last.fm」を2億8000万ドルで買収しました。さて両者は上手くやっていけるのでしょうか。楽天とTBSだって労組が反対とか、ややこしそうですね。
メディアラボさんがご心配なようです。
ニューヨークタイムスはアバウトドットコムと上手くやっているようです。
ニュースコーポレーションとマイスペースもそうですね。
でもグーグルとけんかしたベンチャーがあったような気もしますが。
▼CBS、音楽SNS「Last.fm」を2億8000万ドルで買収
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20349897,00.htm?ref=rss
最近ウェブビデオブログであるWallstripも買収し、複数のビデオシンジケーションに関する提携を締結しているCBSの声明によると、Last.fmの創設者であるFelix Miller氏、Martin Stiksel氏、およびRichard Jones氏が引き続き同サイトをCBSとは独立して運営するという。
▼伝統メディアが新興Web2.0企業を買収して上手くいくのか?
http://zen.seesaa.net/article/43408266.html
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
2007年05月30日
●ロック音楽のGrateful Deadのファンサイトがソーシャルネットワークに衣替え
ロック音楽で有名なGrateful Deadのファンサイトがsnsに衣替えするそうです。参加者数は約40,000人と言うことでこれまではメーリングリストなどで対応していました。

▼Fan Site Reborn as Social Network
http://www.techcrunch.com/2007/05/29/greatful-dead-fan-site-reborn-as-social-network/
引用
At their peak, rock legends “The Grateful Dead” attracted an estimated community of 40,000 self-proclaimed “Deadheads ” trailing them as they toured the country. The movement had originally spawned from fans meeting at concerts and networking on mailing lists. Mailing lists turned digital with the launch of Dead.net , which will relaunch in the next 24 hours as a full blown social network.引用終わり
The new version of Dead.net was created on the Drupal content management platform and features extensive archives cataloging Grateful Dead history, songs, photos, memorabilia, and shows, indexed and searchable by tags. Dead users will be able to participate in forums, upload their own photos, and bookmark concerts and shows they have attended. Fans will also be treated to exclusive free mp3 show downloads.
Exclusive screenshots as follows:
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
●コンビニ各社、口コミ効果に期待 SNSやブログで販促
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070530/sng070530000.htm
コンビニエンスストア大手各社が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やブログなど双方向型の電子メディアを販促に活用する動きが目立ってきた。
2007年05月29日
●日本のSNSはFacebookになるか、MySpaceになるかが大きな分かれ目では
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「mixiを抜かすSNSを作る方法」とかの煽りっぽいタイトルにしようかと思いましたが自粛。それほど「個人的には」興味深い動きが海外であったのでご紹介。
今日、友人からSNSの質問をされて。「FacebookがMySpaceを抜くと言っているが人数やアクセス数には大きな差がある。なぜだ?」ということでして。
先日から騒がれている(日本でも若干)Facebookの動向の件ですね。
ふむふむ、と丁度良い機会なので整理。間違いあったらごめんなさい。
■前提 SNSの説明
Facebookとは元は学生SNS。SNSのトラフィックランキングの中では2位。
MySpaceは世界1のSNS。音楽をコアにした展開を見せる。
■前提 利用者数
MySpaceの利用者数:1億人以上
Facebookの利用者数:2,400万人以上
参考:Facebook Adds Partners(※ここではなぜかMySpaceが6,700万人となっていますが1億は超えています →MySpace Hits 100 Million Accounts)
■前提 トラフィック
2007年4月の月間トラフィックが
MySpace:SNS全体の79%
Facebook:SNS全体の11.4%
(2サイトでSNS全体トラフィックの9割を占める)
MySpaceが全SNS利用者数の8割を占める: SNS,ソーシャルネットワーキング.jp
参考:2007年1月のデータ
Social Networking Visits Increase 11.5 Percent From January To February(1月から4月においてMySpaceのトラフィックが1%ほど減り、Facebookが1%ほどアップしています)
■他、Facebookデータ
- 2007年の1月より平均、毎日10万人の利用者が増加中。
- 2006年の9月からアクティブユーザー数は2倍に。
- 利用者の半分以上は大学生以外。
- もっとも増加中のユーザー層は25歳以上。
- 半分以上のアクティブユーザーが毎日利用。
- ユーザーは平均20分ほど利用。
■前提 まとめ
FacebookとMySpaceではユーザー数、トラフィック数ともにかなり大きな差がある。
■事件発生
で、このような状況の中「Facebook凄いぜ騒動」が持ち上がったのは5月24日にFacebookが行ったイベントが発端。
イベントの概略:Facebook、マイスペース追撃策を発表--SNS内での外部サービスの展開を許可 - CNET Japan
盛り上がりの参考:メディア・パブ: Facebookの開放宣言,MSやGoogleになるとの過激反応も
■何が発表されたのか?
簡単に言うと「オープン宣言」をしたのです。大きなところでは4つ(ないし5つ)の発表がありました。
- アプリケーション開発プラットフォーム「Facebook Platform」を発表
- マークアップ言語「Facebook Markup」を発表
- Facebookサイト内での広告配信やサービスの販売なども認める
- Amazon、Microsoftなど65社と提携したことも発表
- 提携した企業とのアプリケーションを発表
これにより外部の開発者がFacebook用のアプリケーションを簡単に作れるうえ、そこでビジネスができるようになりました。
ユーザーとしては、Facebook内で使えるコンテンツがてんこ盛りに増えたということです。写真共有サイトやスライド共有、企業株価情報、動物写真投稿、ファッション情報などなど。中にはDogsterのようなSNSさえも協力。
ちなみに65社とはこのような企業。
atomic mobile, attendio, amazon, all widgets llc, box.net, bunchball, picnick, chumby, channels.com, dogster, ef tours, ether, fashion for the people, feedburner, fliptrack, forbes.com, ford models, glimpse.com, hot or not, i like, jangl, lending club, localplatform, microsoft, mog, mosoto, obama for America, oodle, pickspal, platial, plum, project agape, prosper, photobucket, qoop, radar, rapleaf, red bull, rockyou, rupture, scrapblog, scribd, sidestep, slide, snapvine, splashcast, terralever, the founders fund, twitter, uber, u playme, veoh, viagogo, virgin mobile USA, warner bros records, washington post, widgetbox, yakpack.
■Facebookのこの宣言の意味
SNS初期のころ、よくされた質問に「SNSはブログと何が違うん?」ということでした(他にはマルチ商法と何が違う?と聞かれたこともありましたが別の話)。
SNSでは、mixiを筆頭に日記(あるいはブログ)を実装しておりました。ですから利用者にとってはSNSがブログに毛が生えたものに見えたのでしょう。
で、その時によく言っていたのが「ブログは個人という縦を深めるもんで、SNSはあくまでも友人と繋がるネットワークを作り横を広げる」という説明をしてました。
ですから日記がなくてもコミュニティがなくてもネットワークさえあればSNSはSNSなのです(ボトムアップからの定義を応用するならば)。
で、この例えを使わせてもらうならば、Facebookは、「横」に徹するというようなスタンスを打ち出したわけです。
Facebookとしては、利用者のネットワーク(これをソーシャルグラフと呼んでいるらしいですが)がコアなわけであり、コンテンツは外部に投げちゃうというスタンスです(もっとも自前でも写真共有機能など幾つかの機能はありますが)。
■対するMySpace
MySpaceは簡単なウィジェットなどはプロフィールページで使えるようにしています。しかしいきなり禁止をしてしまうこともありました。最近ではPhotobucketの件が話題になっていました。
参考
MySpace、Photobucketのコンテンツも禁止に--ユーザーからは不満の声 - CNET Japan
つまり、MySpaceは「閉鎖的」や「自前主義」までとはいかないですが、第三者からとしては不安点が大きかったようです。
そして、この点においてMySpaceとFacebookが非常に対比的な立ち位置が明らかになりました。この違いをどう評価するかが冒頭の「FacebookはMySpaceを抜かすのか?」の評価につながります。
まだなんとも言えないですが、「Friendsterが魅力的なコンテンツを提供できずにMySpaceに負けた」という事例だけをベースに考えると、コンテンツ提供速度や多様性が多いFacebookがMySpaceの利用者増加率に近づく(ないし超える)こともあるのではないかと。
ただ、基本はMySpaceとFacebookは毛色の違うSNSなのでそう簡単には比較できないですが。
大きくいうと、このような事情から最近のFacebook熱が高まっているわけです。
■Facebookはどこに向かうのか。
さて、ではFacebookhaどこへ向かうのか。
ひとつのキーワードが「ソーシャルOS」(恐らく、SNSのネットワークをプラットフォームにするという意味よりはもう少し広い意味があると思いますが)のような気がします。
これはFacebookの人が言ったのか、誰かの造語かは知りませんが(多分、勝手に言ってるのでは?)。
The Denver Post - Facebook in race to create "social OS"
GigaOM Facebook aims to be Social OS ォ
まぁでもキャッチーな言葉なのでこれを使うと、SNSの今後の方向性が少し見えるような気がします。どういうことかというと、ここからは憶測も入りますが、今回の件でFacebookはオープン性を前面に出しました。
それがその先に行くと、たとえばWebサービス以外(メーラーやメッセンジャーや、はたまたモバイル)などとの連携も考えられます。
またこれからSNSを立ち上げようとしている企業も、とりあえずFacebookのこのプラットフォームを立ち上げるでしょう。なぜならSNSは先駆者利益があるために(いちいち他のSNSに乗り換えて人脈を作るのがめんどくさい、プロフィールを作成するのがめんどくさいなどの点)、人集めに力を注ぐよりは、人に使ってもらうコンテンツを作ったほうが効率が良いからです(もっとも、これも人集めの一種ですが、少なくとも人の目に触れる確率は格段に挙がる分、楽になる)。
すでにあるSNSも、協力する分にはデメリットは比較的、少ないので(自社のサービスを使ってくれるフロントが増える)、どんどんfacebookに協力します。ただし、facebookでそのサービスを使ったユーザーは自社で使ってくれたかもしれないので、その点では自前ユーザーを獲得する機会を損失したことになりますが、まぁ誤差の範囲でしょう(確率の問題から)。
また、SNSでは個人情報を持ってしまうリスクの大きさが懸念されていましたが、facebookがユーザー情報をもってくれているとそのリスクさえもヘッジできます。これは大きいのでは?
そして、それらのコンテンツ利用者が増えれば、よりアクティブユーザーは増え、Facebookの参加者も増えます。で、SNSの傾向としてプラスのスパイラルが起こり、パートナー企業はさらに増えていくわけです。
(ふと思ったんですけど、他者のプラットフォームの上で事業で行うという事例はいくつもありますが、最近ではセカンドライフと構図としてはちょっと似ているのかも、と思いました。)
このような状況が「ソーシャルOS」のような世界になってくるのではないでしょうか。(ただそうなるとfacebookのアカウントがソーシャルセキュリティナンバー(国民背番号)のような重みをもちはじめるのも怖いなぁ、と思ったりもしますが、それもまた別の話)。
■では日本は?
で、対して日本。SNSでAPIを公開しているところは少ないですよね(若干程度)。そして、プロフィールページにもウィジェットを組みこむことはNGなところが多いです(ちなみに海外ではこのSNSのプロフィール用ウィジェットだけで大きな市場ができ初めていますが)。
そう考えると、Facebookのオープン性に対して言うならば閉鎖的であると言えるような気がします(良いか悪いかは別)。
しかし、逆に考えれば、このようなオープンなSNSが出てくれば、今の日本のSNS図を逆転できる可能性があるのかもとか思ってみたり。
たとえば思いつきですがコトノハやメリットデメリットのコメントを日記と連動させたり、デート通.jpやドコイクで友人のデートスポットとかよく行く飯屋をのぞき見たり、意外なところ、たとえば老人ホームマップやアニメウォッチと組んでバラエティを増やしてみたり。
日本とアメリカでは背景や土壌も違うのでなんとも言えませんが。逆に、facebookが日本に来ると、どうなるか少し気になってみたり。
■終わり
ともあれ、今回のFacebookの動きは上記の点から気になる動きでした(個人的には)。
今後、SNSはもはや「招待制度かどうか」「クロールされるか」などのオープン性よりも、上記のオープン性を問われるものになってくるのかもしれません。
そして、その決断がSNSの世界を変えてしまうようになるのかも、とおもった一件でした。
原田
●【mixi】赤字依存症から赤字恐怖症へ?
●米SNS大手のFacebookが「Facebook Platform」を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/05/28/15849.html
米ソーシャルネットワークサイト(SNS)大手のFacebookは24日、Facebookと密接に関連したアプリケーションを開発・公開できる「Facebook Platform」を発表した。発表に合わせて、Facebook Platformの上で動作するアプリケーションをパートナー企業65社が公開した。
●グロービス、学内SNSを導入
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http://www.excite.co.jp/News/release/prw200705220337.html
ビートコミュニケーションはグロービスに受講生対象のSNSを導入したようです。MBAプログラムの卒業生と在校生計320名とスタッフ50名のコミュニケーション・学習支援ツールとして運用されるそうです。
2007年05月28日
●マリファナの写真をMySpaceに投稿して逮捕
そんなに珍しい記事ではないですが。
MySpaceで写真を投稿した10代の男の人がつかまりました。その写真ではマリファナとドラッグ関係の物品が写っていたから。
日本でも「飲酒運転をした」と日記に記載したことが事件になっていました。もはやSNSは、公共の場と同義ですね(まぁ、そりゃそうですが)。
警察もギャングの活動を調べるのにSNSを使う場合もあるとのことで、なんというか、SNSというクローズドな場がある意味、監視社会の一端を垣間見せるという不思議な現象です。
原田
2007年05月27日
●SNSに年齢は関係あるか?
BBCに興味深い記事がのっていました。「ネットワークを活用するには年をとりすぎている?」という記事。
BBC NEWS | Technology | Too old for networking?
こちらでは40歳過ぎの男性のSNS遍歴が紹介されています。
Twitter、MySpace、bebo・・・。
どこでも彼は友人を見つけることができません。同級生や、昔の友人なども積極的にはSNSをやっていません。息子ほどの若い子に「繋がってくれるかい?」と聞くのも億劫になってきます。
Beboにおいては創始者とのネットワークしかないという貧相なのか豪華なのかわからない状況。
最後に彼はこう締めています。
I have decided I am too old to Twitter and too mature for Myspace. Some things are best left to the young.
結局、彼はSNSから疎遠になってしまいますが、そう悲観することはないのでは。
今、SNSはすでに登場してから5年目。ある程度、永続するとなるとSNS利用者層もそのまま上に上がっていきます(平均年齢も上がっていきます)。
そうすると年齢は関係なくなっていくのではないでしょうか。
原田
2007年05月25日
●いかにして本丸のテレビ局に切り込むか--打倒YouTube目指す「Brightcove×トランスコスモス」
http://japan.cnet.com/interview/media/story/0,2000055959,20349541,00.htm
●Facebook、マイスペース追撃策を発表--SNS内での外部サービスの展開を許可
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20349531,00.htm
ソーシャルネットワーキングサイト第2位のFacebookは米国時間5月24日、ソフトウェア開発者らがFacebookユーザー向けに「ウィジェット」を作成することを許可すると発表した。MySpace幹部らは何を今さらと感じるかもしれないが、Facebook創設者兼最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は当地で24日に開催されたメディアイベントにおいて、同社は他企業が同サイトで小売サービスや広告を展開することも許可すると発表した。
●NTTデータ ”社内交流”の活性化を目指せ
http://www.nhk.or.jp/saizensen/weekly/index.html
NHKの「経済最前線」でNTTデータのSNSが取り上げられた様子。
社内SNSどんどん広がっていますね。
●ソーシャルOSに向けたfacebookの動き
先日、行われたfacebookのイベントで方向性が発表されたようですね。GigaOMの記事ではこのように。
GigaOM サ Facebook aims to be Social OS; Waiting for F8 the Big Launch
But the big picture “Facebook OS” idea the wording implies is worth noting.
2007年05月24日
●MySpaceが独走
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/23/news020.html
※抜粋
順位 名称 ドメイン シェア(%)
1 MySpace www.myspace.com 79.70
2 Facebook www.facebook.com 11.47
3 Bebo www.bebo.com 1.28
4 Imeem www.imeem.com 1.03
5 BlackPlanet.com www.blackplanet.com0.87
6 Tagged www.tagged.com 0.84
7 Yahoo! 360 360.yahoo.com 0.71
8 Xanga www.xanga.com 0.69
9 hi5 www.hi5.com 0.58
10 Gaiaonline.com www.gaiaonline.com 0.58
2007年05月23日
●SNSのクラブペンギンをソニーとニュースコープが狙ってる??!!
この記事面白いですね。子供用のSNSのクラブペンギン買収にソニーとニュースコープが動いているようです。
▼Surf's Up in Club Penguin with Sony Movie Promo
http://freshtakes.typepad.com/sl_communicators/2007/05/surfs_up_in_clu.html
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
●SNSのフェースブックが開放戦略を採用へ
メディアパブの記事ですが、フェースブックが外部企業によるビジネス認めるそうです。
でも広告はこれまででも認められてたはずなんだけど・・・
Facebookが今日にも開放路線を発表,SNSがOSの役割を
http://zen.seesaa.net/article/42513473.html
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
●会合衆のMagSLか戦国大名の電通か、セカンドライフ日本人町統治の行く末
日本最大手広告代理店の電通がセカンドライフでMAX30の島を買うと言う進出計画の記事がマスコミ記事やネット記事に乗りました。電通だけでなく日本企業が二桁単位の島を買いデヴェロッパーを目指す動きが出始めています。果たして仮想社会は、企業主導で作り上げることの出来る町なのでしょうか?
電通さんのセカンドライフ進出計画は、これまで色々な噂がありましたが、遂にその具体的な姿が浮上し始めているようです。
▼セカンドライフ、日本も乱舞(東京タワー開業、電通は最大級都市建設へ)
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q2/534069/
電通さんは2007年の7月初に「バーチャル東京」という仮想都市をオープンさせるんだそうですね。
▼電通、「セカンドライフ」内で都市開発・販促で企業間連携提案
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=NN002Y105+18052007
引用:
7月上旬に仮想都市「バーチャル東京」を開設、企業を誘致して“土地・建物”を提供するほか、イベントを開催するなど都市の運営全般を手がける。異業種企業が販売促進で連携するなど、セカンドライフを生かした新たな広告・宣伝手法も提案する。
引用終わり
以下は参考になる最近の動きとして上げておきます。
▼ 急速に進化するセカンドライフのマーケティング
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/rensai/yamazaki.cfm?p=1
▼ IBMセールスマン、配属先は「Second Life」支店
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/17/news028.html
●町衆が作り上げてきたセカンドライフの日本人町(日本人居留区)
セカンドライフ内の日本人町の走りは、セカンドライフ経済のなかで100万ドルの価値を持つ資産を形成することに成功したと言われるアンシー・チャン氏(ドイツ在住の中国人女性)が、セカンドライフ内のサンドボックスであても無く漂流する日本人のために「Togenkyo」と呼ばれる島(sim)を立ち上げたのが最初とされています。
そして本格的な日本人町の立ち上げは、デヴェロッパーMagSl(株式会社ジップサービス)が山手線の各駅の名前や東京都23区の名前をつけたプライベート・ランドの連合体を立ち上げて企業や一般住民宛に区画整理された土地の販売を開始して以来、日本人町は急速に発展しました。
その周りにメタバーズやメルティングドッツの島、更にSLingHokuriku日本人居住区などが立ち上がって、昨年の末から今年の連休頃までの短期間に日本人町が出来上がりました。
そして筆者も一メンバーとして参加する「宝島」などの町衆が色々なイベントを企画し「宝島」などの町衆が色々なイベントを企画し、それが町や村の祭りとして国際都市日本人町の誕生を盛り上げました。この2-3ヶ月の間にも、幾つかピックアップしただけでも多数のイベントがありました。
★セカドルの選出 (これはミスアバターの選出と言ったところ)、初代はカブキのダンサーのサエさんが選ばれました。
★イケ面アバターの選出
★結婚式
★ファッションショー
★ピアノコンサート
★DJによるイベント
★人気のオキナワのオープニング
★国際マラソン
その成果の上に立って電通などの広告代理店が多くの島を立ち上げてセカンドライフの日本人町に進出を図っています。
●大手広告代理店のセカンドライフ進出は成功するか?―それは余りにも早い前哨戦―
デザインは元セガの方が行い、年内に30社を誘致し、一社当たり土地店舗の運営費として600万円から6000万円を売り上げる予定です。
テレビCMの値段が一本当たり2000万円から3000万円の収益を上げている広告代理店業界であることを考えるならば、確かにこの値段付でないと企業本体がビジネス展開するのはコスト的に難しいと思われます。
参加者が働いたり遊んだり出来る場所(遊び場など)などを造るそうですが、一体どこから参加者を呼んでくるのでしょうか?
大手広告代理店のビジネスは飽くまでも広告中心のマーケティング企画の発想だと考えられますので、広告の対象としては二つしか考えられません。
★横のマーケティング(仮想社会の中のマーケティング)
町衆が作り上げてきたセカンドライフの日本人町(日本人居留区)から招くアプローチが一つ考えられます。
これは町衆が苦労して作ってきたネットイベントの取り合いになる可能性があります。商店街や町のデヴェロッパーの方々から見れば、自分たちが商業施設を立ち上げて町おこしを住民と協働で行っている矢先に「大店法」による規制緩和が始まって、大手のスーパーがどっと出てきて、町衆をかっさらったと言うイメージになりかねません。それとも共存共栄の道が開けるのでしょうか?
★縦のマーケティング(仮想社会に出たり入ったりのマーケティング)
各企業が持っているファンクラブから連れてくる。各企業は対面やWebサイト、メルマガ、SNSなどを活用して、それなりにファンクラブを立ち上げています。そのファンクラブの展開の一つをセカンドライフで行うわけですね。
これはこれで既存の町のデヴェロッパーさん達と競争が激化します。但し、筆者が町のデヴェロッパーさん達の立場ならば、まず大手さんにはコスト的に負けることはない為、如何に良い企画案を安く通すかを考えますが。いずれにしても大手広告代理店さんが企画されている数十社の顧客を両者間で奪い合いあいになると思います。
無論、電通さん以外のテレビ関係とか広告代理店もそれぞれ水面下で企業主導の日本人町立ち上げに動いています。例えば映像関連の企業、デジタルマーケットは「現実の東京タワーを運営する日本電波塔の依頼を受けて、仮想の東京タワー」を立ち上げています。今後島の数を10程度に拡大するそうです。
こう言った外部からの大規模な企業参入が今後、どんどん出てくるでしょう。現在の日本人街を立ち上げたデヴェロッパーさん達の強みは「会合衆」の支持を取り付けている点でしょう。
昔、戦国大名の織田信長は「会合衆」が支配する堺の町に降伏を求めました。その結果、堺が幸福になったかどうかは知りませんが。
「堺の町の商人の旧家を誇る主にて親の名を継ぐ君ならば、君死に給うこと無かれ」と与謝野晶子は日露戦争当時、歌いました。会合衆の支持を受けるMagSLか、戦国大名の電通などの大手企業か・・・・・
こうしてきっと日本人町の統治を巡る戦いが夏からはじまりますが、今回のぶつかり合いは余りにも早いその前哨戦と言う気がします。「旅順の城は滅ぶとも、滅びずとても何事か、君知るべきや商人の家の掟になかりけり・・・」
果たして広告代理店と言う大手企業主導で、仮想日本人町のような難しいネットコミュ二ティの立ち上げが簡単に成功するのでしょうか。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
2007年05月22日
●MySpaceが全SNS利用者数の8割を占める
Hitwiseによると、2007年4月の全SNS利用者数のうち約8割はMySpaceだったそうです。
続いて世界一の学生SNS「facebook」は11.47%。Beboが3位で1.28%。たしか数ヶ月前のデータと同じ順位ですね。しかし、MySpaceの伸びが再度伸びたような(印象)。詳細は以下。
MySpace Still Dominating Social Networks with 80% of Visits
原田
●死者はSNS上でやむなく存在し続ける
ちょっと気になる記事。
日本のSNS利用者は恐らく1,000万人以上。その中では、すでに他界されてしまった方もいらっしゃいます。このようなアカウントをどうするか?というのはSNS初期からの問題でした。
で、その問題が再度、こちらでも提起されていました。先日のバージニア州の銃乱射事件ですが、その犯人は学生SNSの「facebook」を利用していました。その彼のアカウントは今はどうなっているのか。
削除されず、最後の更新のまま凍結されているそうです。以下参照。
The USA Today recently gave a brief report concerning the victims of the Virginia Tech Massacre: “Slain Students Pages to Stay on Facebook”. The social networking website’s administration decided that these students’ profiles will not be taken down; instead, they will be remain frozen in their last updated state.
そして、こう続きます(強調部は引用者)。
There is simply no way for these websites to keep track of which of their users are dead or alive - the dead are all online now; they “live” on websites like Livejournal, Facebook, Myspace, Youtube, or Flickr, and they’re not going anywhere.
つまり、SNSを筆頭にコミュニティサイトにおいて、ユーザは生死の状況に関わらず、そこに留まり続けます。
もっともたとえば家族が削除依頼すれば削除するケースもあるのかもしれません。しかし、そこにも問題があります。なぜなら、「家族を装って、嫌いな人のアカウントを削除する」ということが可能になってくるからです。その人があまりログインしない人だと、あるいは海外に数日行っている間にこっそり削除することもできるようになります。
では証明すればいいのかというと、物理的には可能でも、やはり非現実的な話です。複数のサイトの場合は複数のサイトにその証明書(死者の証明書は何が適切かわかりませんが)を送らないといけないし、そもそも管理側も、いちいち対応しきれないでしょう。
そのように、SNS上では「この世にいない方」の対応が非常に難しいのが現状で、海外でも上手な対応はないようです。SNSの場合「他界したことの申請があり、その人が繋がっている人○人以上がそれに同意すれば削除する」というような頭数を担保とした削除なども不可能ではないですが、うーむ、いまいち感が。他には、そもそも1年以上ログインしていない人は自動的に削除、というような仕様にしてもいいのかも知れません。一番、簡単な対処法は自分のSNSのアカウントとパスワードを遺書のように誰かに預けておいて、何かあったときは対処してもらうという方法でしょうか。うーん・・・。
原田
●マイスペース、携帯電話向け「マイスペースモバイル」β版サービス開始
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/34607.html
マイスペース株式会社は22日、SNSサービス「マイスペースジャパン」を携帯電話からも利用できる「マイスペースモバイル」β版サービスの提供を開始した。利用は無料。
●ミクシィ会員1000万人突破、SNS新サービス広がる
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070521i515.htm?from=main5
インターネット上で特定の会員同士が交流する「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」(SNS)で国内最大手のミクシィは21日、会員数が20日時点で1000万人を超えたと発表した。SNSは会員の増加につれて、新たなサービスが広がっている。SNS大手のグリーは携帯電話から参加できるサイトで会員を増やし、米マイスペースの日本向けサービスでは自作の楽曲を投稿できるサイトが人気だ。
●NTT東日本社内SNSの参加者が7500人を突破、情報インフラとして定着
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20070518/271543/?ST=management
社内SNSを立ち上げたのは、ビジネスユーザ事業推進本部ビジネス営業部の山本寛理マーケティング担当課長。IT(情報技術)部門にいたわけではなく、「営業の前線にいる社員の声を聞いて、新しいマーケティングについて考える場を作りたい」というのが動機だった。「イントラネットやメーリングリストでは双方向のコミュニケーションは難しかった」(山本課長)のでSNSを選んだ。サイト名「Sati」は、パーリ語(原始仏典で使われていた言語)で「気づき」を意味する。
2007年05月17日
●イータレントバンクとELEVEN-UP、Second Lifeとマイスペースを連動させた音楽プロモーションの活動開始を発表
予想していた展開が遂に始まりました。これは次第に顧客のためのブランドコミュニティから企業内SNSへと波及する可能性が高いと思います。
セカンドライフの内部だけのコミュニティ展開=横の展開ではなく、たての展開=セカンドライフ + SNS + リアルイベントの展開が主流になるでしょう。
(株)イータレントバンクとELEVEN-UP(株)は26日、両社共同で3D仮想空間サービス“Second Life”(セカンドライフ)や音楽アーティストやリスナー向けのソーシャルネットワークサービス“マイスペース”などインターネット上のコミュニティーサービスを活用・連動させた、音楽アーティストのプロモーション活動を開始すると発表した。今後はセカンドライフ内でのライブと実際のライブを連携させた、アーティストのプランニング/プロモーション/実施をトータルに手掛けていくという。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
2007年05月15日
●SNS最大手ミクシィ増収増益…営業利益21億円
●あなたは人事担当者に見られている
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070511/124600/
仕事に役立てるためにブログやSNSを使うなら「名前は出した方がいい」と神原さんはキッパリ。うまく使えば格好の自己PRの場にできるからだ。将来、ヘッドハントにつながるかもしれないし、就職活動中の学生なら面接以外で差をつける秘密兵器にもできる。実際、神原さんは中途採用者の選考時に、その人のブログを閲読して仕事に対する姿勢が気に入り、採用を決めたこともある。
2007年05月14日
●社員は孤独なんです “顔”見えるSNSで活性化
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/11/news086.html
設の背景には、若手社員の悩みがあったという。「一人で仕事をしているようだ」「息苦しい」…。社内満足度調査で、20代社員の孤独が浮かび上がった。「昔のような『飲みニケーション』もない時代。縦割り組織や世代の壁を超えた『横のつながり』を生み出したかった」と竹倉さん。質問コーナーもあり、仕事上の悩みや疑問が書き込まれる。質問1件あたり6~7件のアドバイスが寄せられる。
日本興亜損保(本社・東京)が昨年2月、退職者向けに開設したSNSは、仕事と育児の両立に一役買っているという。女性社員の多い同社では、育児休暇中の社員の仕事をカバーする人が常に必要。一方で出産や配偶者の転勤などを理由に中途退社した社員も多い。そんな環境から生まれたアイデアだ。
社内SNSどんどん成果が出てきましたね。
2007年05月10日
●久しぶりに講演を2つ致します
告知で、すいません。原田です。
久しぶりに講演を致します。今週の日曜日と来週の土曜日です。場所は銀座と名古屋です。もしもご興味ある方がいらっしゃればお越し下されば幸いです。両方、無料です。
銀座では、SNS周りの具体的な最新事情、名古屋ではもう少しSNSのベース的なところに触れたく思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
■銀座のアップルストアシアター
日時:2007年5月13日 (日曜日)
場所:銀座Apple ストアシアター
開場:午後5時45分
入場無料 (予約必要なし)
クリエイティブ・エージェンシーUltra Super Newが主催するシリーズイベント、USN
sessions。Webやメディア業界で活躍している方々が最新の業界動向などをお伝えする企画です。第1回のゲストは、SNS研究家の原田和英氏とフリージャーナリストの森健氏。国内外のSNSおよびCGM(消費者生成メディア)の現状を詳しくご紹介します。
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/week/20070513.html
■名古屋
日時:平成19年5月19日(土)
場 所:あいちベンチャーハウス 3F セミナー室
〒460-0007 名古屋市中区新栄二丁目2番24号
講演会: 15:40 ~ 17:40
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のチカラ
第1講演
講師: 原田和英(ホームページ)
演題:「巨大人脈をつくるSNSのチカラについて」
「巨大人脈SNSのチカラ 」,「意外と知られていない SNSの謎を解く」,「ソーシャル・ネットワーキング・サービス 縁(えん)の手帖」,「招待状、届きましたか? SNSで始める新しい人脈づくり」の著者。SNS論客の若手第一人者。
詳細は以下よりどうぞ。
http://www.tokai-ic.or.jp/web-content/whatsnew.html
原田
2007年05月09日
●MySpace、Photobucketを買収へ--情報筋が一部報道を認める
MySpace、Photobucketを買収へ--情報筋が一部報道を認める
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20348332,00.htm?tag=nl
ほらやっぱり、大体、欧米の対立は大人の対立なんですよね。見かけほど酷くない・・・・(笑)
Rupert Murdoch氏率いるNews Corp傘下のソーシャルネットワーキングサイトMySpaceが、業界で一番の人気を誇る写真共有サイトPhotobucketを買収することに合意したと、計画に詳しい情報筋が述べている。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
2007年05月02日
●Photobucket、自社コンテンツ禁止問題でMySpaceと合意へ
対立が収まったようですね。めでたしです。
http://blog.livedoor.jp/a7kei03/archives/50112408.html
日本ナレッジジメント学会 専務理事 山崎秀夫
●モバゲータウン日本コカ・コーラ、広告と連動したキャンペーンサイトを開設
プレスリリースですが、モバゲータウンの勢いがとまりそうもありません。今度はコカコーラがマーケティングを打ちます。
http://industmy.blog97.fc2.com/blog-entry-984.html
引用
日本コカ・コーラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ダニエル・H・セイヤー、以下日本コカ・コーラ社)は、ケータイゲーム&SNSサイト「モバゲータウン」(*1)を運営するディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:南場智子)と、コカ・コーラブランドでモバイルを活用した共同キャンペーンを2007年5月1日(火)から6月20日(水)の期間で実施します。キャンペーン期間中には、日本コカ・コーラ社が展開するTVCMやその他の広告と連動した「コカ・コーラ×モバゲータウン キャンペーンサイト」が開設され、そのサイト内にて様々なコンテンツが展開されます。引用終わり若年層の間で圧倒的な人気を誇る「モバゲータウン」との共同キャンペーンの実施により、「コカ・コーラモバイル」への誘導を図り、若年層を中心にコカ・コーラの新規飲用者を獲得し、コカ・コーラをより身近に体験してもらうことを目的としています。
「コカ・コーラ×モバゲータウン キャンペーンサイト」は、「モバゲータウン」(http://mbga.jp)と、「コカ・コーラモバイル」(http://www.cocacola.co.jp)(*)に会員登録したユーザが利用できる期間限定サイトです。キャンペーン期間中には、TVCM、雑誌、自動販売機などに掲出される広告にて、期間限定サイトのURLが掲載されます。サイト内では、「モバゲータウン」ユーザー向けのアバターアイテム(*2)や、両社共同で開発したゲーム、デコメ(*3)などが無料で提供されます。提供されるコンテンツの概要は下記をご参照下さい。
今後も日本コカ・コーラ社は、ユニークなキャンペーンを通じ、消費者の方々に楽しさを提供してまいります。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
2007年05月01日
●ミクシィ(mixi)発言によるガイナックス取締役辞任は何を意味するのか?
ミクシィでの発言が引き金となり、「新世紀エヴァンゲリオン」や「キューティーハニー」など名作を手がけたガイナックス取締役の赤井氏が辞任に追い込まれました。現在放映中のアニメ、『天元突破グレンラガン』に関する2ちゃんねるでの批判に、他の社員とともに2ちゃんねるのユーザーに対して侮辱的な発言をしたことがきっかけだそうです。久々にミクシィ(mixi)ネタを取り上げます。何しろ筆者は「エヴァ」の大ファンなものですから。(笑)
▼ ガイナックス取締役、ミクシィ「肛門発言」で辞任
http://www.j-cast.com/2007/04/27007221.html
▼ 「エヴァ」制作のガイナックス取締役、mixi騒動で辞任
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20348039,00.htm?ref=rss
▼mixiでキモヲタ死ね!発言でガイナックス取締役辞任
http://news.ameba.jp/2007/04/4452.php
引用 (アメーバニュースより)
辞任の発端は4月上旬の同社社員による「キモヲタは何故2chに悪口を書くのか」というタイトルのmixi日記にある。同社社員は現在放映中のアニメ、『天元突破グレンラガン』を第1回から「終わっている」といきなり評価した2ちゃんねるのスレッドに激怒。「文句を言うなら見なきゃいいのに」や「お前ら何様だ? バーカバーカ、キモヲタ死ね!!」などと書いた。さらには「こんな奴らを相手に商売しなきゃならんのかと思うとうんざりです」と書いた。この日記に対し、赤井氏が「何故見る(笑)」と意見をつけたうえで、「そんなのマトモに読むのは、肛門に顔近づけて深呼吸するようなもんです。必ず屁を吸ってしまいますぞ」とコメントした。その後も同社社員を擁護する意見や2ちゃんねるを吹き溜まり扱いする人なども登場し、同社社員のmixi日記はアンチ2ちゃんねるの意見が溜まっていった。
その後も第4話の絵が上手でない、などの評価がされていることについて、再び同社社員が「素人が知ったような口をきくなっつーの」と日記で発言。
これら一連の流れを受け、ガイナックスのブログが炎上。4月22日までのコメント数は一ケタ台だったのが、23日は1114件となった。その後のエントリーにもコメントが大量についた。
引用終わり
●2ちゃんねらーからの批判を気にして過剰に反論する当事者は大人気ない!!
筆者はアニメ、『天元突破グレンラガン』の出来、不出来の程は判りませんが、2ちゃんねらーの皆様は社会批判をすることで社会的な存在価値があります。会社の隠された問題点が暴露されたり、悪を悪と指摘する社会的な鋭さが存在意義だと考えられます。
ですから2ちゃんねらーの皆様に相手をしてもらったと言うことは、それだけ『天元突破グレンラガン』が注目されたと言う評価があったんでしょう。
最近はそうでも無いようですが一般的に申し上げて「mixi日記はお互いを肯定するプラスのストロークを送りあう温い関係」が特徴であり、「2ちゃんねるは批判と言うマイナスのストロークを送りあう痛い関係」が特徴であると考えられます。
プラスのストロークであれ、批判的、否定的なマイナスのストロークであれ、何らかのストロークが来る以上、『天元突破グレンラガン』はそれなりに注目され、評価されていたと言うことなんでしょう。
2ちゃんねらーの皆様が全く評価しなくなれば、何のストローク(触れ合い)も送ってこなくなり、無視される状態になると考えられます。ビジネス上はこれが最悪のはずです。
ですから同社の社員も役員の赤井氏も「ちょっと大人気ない反応」を示してしまった点がまずは反省点でしょう。
批判とは「巻き込み効果」や「心理的リアクタンス」と言う一種のネガティブマーケティングが効いた事を意味します。ファンの皆さん、興味を持ってくれたんですよ!!
反論するなら仲間内だけで日記を読み合って「ネット居酒屋」を楽しめばよかったのに。
「王様の耳はロバの耳」と言う反論は穴の中に言うべき言葉です。
そもそもミクシィ(mixi)は、2ちゃんねらーに反論するのに適した場所じゃない。
● ガイナックスの対応
ガイナックスの対応を見ていると役員と社員のミクシィ(mixi)発言を「インターネット上の公的空間における発言」と見做しています。
既にミクシィ(mixi)は仲間内のSNSでは無く、インターネット上の公(おおやけ)の有名掲示板と言う見方です。まあこれの良し悪しは何とも言えませんが、「公的な有名掲示板で一部ファンの皆様からの批判に失礼な対応をし過ぎたので駄目だ」と言う会社判断のようです。
● ミクシィ(mixi)は既にインターネット上の公(おおやけ)の有名掲示板なのか?
今回、「痛い」のは寧ろミクシィ(mixi)の方かもしれません。今回の対応を見る限り、既にガイアックスからはインターネット上の2chや一般ブログサイトと変わらない扱いをされています。
そうなればミクシィ(mixi)の穏やかさを評価して出稿する広告主企業は数が減るリスクが出てきました。さもなければミクシィ(mixi)も2ちゃんねるもYAHOOも横並びで評価し、単に参加者数が多く、滞在時間が長く、自社に適したところに広告が流れるだけの話になります。
1000万人近い参加者が出てくれば、やっぱり量の増加は質的変化を呼ぶのでしょうか。
まあ、ミクシィ(mixi)さんは、売り上げ目標を遥かに超える売り上げですから、投資家からはクレームはでませんが。
今更ながらですが、ミクシィ(mixi)の使い方を再考すべき時かもしれません。
やはりSNSはある程度規模の小さい(精々数万人程度)のものが一番適していると言うことなんでしょう。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
