2008年04月24日
●「SNSは大企業を中心に大きなビジネスに」--Forrester Research調査

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20371919,00.htm
※抜粋
市場調査会社のForrester Researchの最新のレポートについて、CNET News.comの姉妹サイトであるZDNetのLarry Dignan氏が紹介している。Forresterのアナリスト、G. Oliver Young氏は、われわれが日常で愛用しているWeb 2.0の上位版である「Enterprise 2.0」アプリケーション市場は、2013年には46億ドル市場になると予測している。このうち大きなパイを占めるのがソーシャルネットワーク(SNS)で、企業によるSNSへの投資金額は20億ドル近くになるだろう、とYoung氏は記している。
※抜粋終わり
2008年04月22日
●新しい仕組みのSNS、フレンドフィードは成功するか?
米国の一流経営誌ビジネスウイークなどで話題になっている「FriendFeed」ですが、ブログや動画投稿サイト、SNSの壁を越えた新しい仕組みのソーシャルネットワークを目指しています。Gmail and Google Mapsを立ち上げたグーグルドロップアウト組が開始しています。でも果たして成功するでしょうか?
FriendFeedは色々なサービスに分散する知り合いの投稿を一箇所に集めて各自にとっての仮想のSNSを立ち上げるサービスですね。ネットワーク、アグリゲーターと表現されていますので。まあ誕生して2008年現在、7ヶ月の会社ですが。シリコンバレーが大注目です。
人脈ネットワークによるグーグルを目指いていると言われています。
★FriendFeed
http://friendfeed.com/

関連記事は以下の通りです。
★FriendFeed Lifestreaming Service Now Open to Everyone
http://blog.wired.com/monkeybites/2008/02/friendfeed-life.html
フェースブックなどのように閉じていない開かれたSNSと言う触れ込みです。
引用
FriendFeed, a social network aggregator from a group of former Google employees, has tossed off the beta shackles and opened its door to the public. FriendFeed works something like your Facebook news feed, but instead of being limited to items in Facebook, FriendFeed can grab content from just about anywhere on the web.引用終わり
★ One Place for Your Many Online Lives
http://www.businessweek.com/magazine/content/08_16/b4080054303377.htm?chan=top+news_top+news+index_technology
引用
People are socializing on networking sites such as Facebook and MySpace (NWS) and sharing pictures and videos on Web sites including Flickr (YHOO) and YouTube (GOOG). But all these activities have been walled off from one another, like separate digital worlds. To keep track of friends and colleagues, you have to log in and out of different services constantly.
引用終わり
これまでのWeb2.0型サービスでは「知り合いの輪」がFacebook and MySpace、Flickr、YouTube、Twitter posts やTumblr blogs.などに分散しており、一々ログインとログオフを繰りかえさなければなりませんでした。これは大変面倒くさいことだった訳ですね。それをFriendFeedは一箇所(個人のプロフィール上)に集め、見かけ上の(仮想の)ソーシャルネットワークをと言う斬新的な試みです。
引用
FriendFeed enables you to keep up-to-date on the web pages, photos, videos and music that your friends and family are sharing. It offers a unique way to discover and discuss information among friends.
Sign up for FriendFeed, invite some friends, and get a customized feed made up of the content that your friends shared — from news articles to family photos to interesting links and videos. FriendFeed automatically imports shared stuff from sites across the web, so if your friend favorites a video on YouTube, you get a link and a thumbnail of the video in your feed. And if your friend likes a news story on Digg, you get a link in your feed. FriendFeed makes all the sites you already use a little more social.
引用終わり
これまで35(2008年4月現在)のサービスが参加しています。でもSNSの場合にはサービスに穴を開けて情報を吸い取らなければ難しいです。フェースブックの場合には、フェースブック・FRIENDFEEDリンクが出来てますのでそれが可能ですが、他のSNSではまだ無理なようです。
Share something » Import » All services
News
Digg
Google Reader
Mixx
Reddit
Bookmarking
del.icio.us
Furl
Google Shared Stuff
Ma.gnolia
StumbleUpon
Status
Gmail/Google Talk
Jaiku
Pownce
Twitter
Video
Seesmic
Vimeo
YouTube
Photos
Flickr
Picasa Web Albums
SmugMug
Zooomr
Blogging
Blog
Tumblr
Music
iLike
Last.fm
Pandora
Books
Goodreads
LibraryThing
Miscellaneous
Amazon Wishlists
Disqus
LinkedIn
Netflix Queue
Netvibes
SlideShare
Upcoming
Yelp
面白い事にフェースブックも同様のサービスを立ち上げました。
★New FriendFeed for Facebook
http://www.businessweek.com/the_thread/blogspotting/archives/2008/04/new_friendfeed.html
また対応しているサイトであれば、どのサイトではオープンID一つでログインすることができるオープンIDと言うサービスも広がっています。
★OpenID (オープンID)
http://www.blwisdom.com/word/key/001250.html
引用
When I wrote a story about FriendFeed for the magazine last week, I mentioned that it would be easy enough for Facebook to simply copy FriendFeed and allow people to broadcast what they’re doing on other social media on their Facebook’s News feed. And now Facebook has done just that. It definitely undercuts some of the appeal of FriendFeed. So the next question is what will the startup’s appeal come down to? The filters it adds? The demographic it targets now? Or Facebook fatigue, with people getting tired of going to Facebook? Services do live side by side, but FriendFeed’s appeal was to try to cut across those divides.引用終わり
さてFRIENDFEEDの運命や如何にと言うことですが、「フェースブック疲れ」と言う現象に上手く乗れるのでしょうか。またオープンIDをぶっ飛ばすほどの魅力があるのでしょうか。
どうなるのか見ものですね。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
2008年04月15日
●Business Blog & SNS World 08いよいよ事前登録開始!

5月28日~30日にかけてBusiness Blog & SNS World 08が開幕されます。
http://www.idg.co.jp/expo/bbsns/program/detail.html#D-12
初日はサイバーエージェント、ビートコミュニケーション、価格コム、翌日以降は楽天、ドリコム、シックスアパート、マイネットジャパン、日本IBMなど講演するようです。山崎さんや徳力さん、神田さん、原田さんなども講演されます!
まだ決めている最中のようですが、ともかく豪華キャストです!

場所は東京ビッグサイトだそうです。
http://www.bigsight.jp/general/access/index.html

●マイスペースが韓国上陸、サイワールドに宣戦布告
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=98770&servcode=300§code=330
※抜粋
国内業界1位のサイワールドが停滞する現在、全世界で最も多くの使用者を確保しているマイスペースが、SNS業界でどんな波乱を起こすのかに関心が集まっている。 しかしグーグルが国内で振るわなかった点から、マイスペースの成功を疑う人も多い。マイスペースは04年1月、共同創業者のクリス・デウォルフ氏とトム・アンダーソン氏によって設立されたソーシャルネットワーキングサイトで、世界で2億人以上の会員を確保している。
※抜粋終わり
マイスペースつながりですが、、
「SNSの開発者向けプラットフォームの本家は我々だ」MySpaceのCTO語る
http://japan.cnet.com/interview/media/story/0,2000055959,20371251,00.htm
※抜粋
--今回MySpaceが発表した、開発者向けプラットフォームは、Facebookが以前から同様のものを公開しています。かなり意識していますよね。我々の見方では、この開発者向けプラットフォームというのは、MySpaceの方が本家だ。もともとユーザーが自分のページをカスタマイズできるようにしたのも、アプリケーションをサイトに組み込めるようにしたのも、はじめはMySpaceからだ。我々が4年半前にサイトをオープンしたときには、それができるようになっていた。そういった開発者プラットフォームをずっとサポートしてきたけれど、今回はそれを正式にMySpace上でできるようにしたよ、と発表したということだ。
※抜粋終わり
●大手SNS買収でWebメディアを飲み込もうとする米テレビ局
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080409/298516/?ST=ittrend
※抜粋
2008 Media Summit New Yorkでも,こうした旧来型メディア企業のWebへの進出が話題になった。基調講演では,米CBSのレスリー・ムーンベス社長兼CEO,米ディズニーのロバート・アイガーCEOとメディア・コングロマリットの両巨頭が登壇。Webへの進出について現状と戦略を語った。両者に共通する動きとして,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)事業者の買収がある。CBSは2007年5月に英国の音楽系SNS「Last.fm」を買収。ディズニーは,2007年8月に子供向けSNSの「Club Penguin」を買収した。
※抜粋終わり
●Social Networking Conferenceが東京で開催

http://www.socialnetworkingconference.com/index.php
アジアや日本からプレイヤーが集まりグローバルなSNSイベントが東京で開催される様子です。
5月 8日9日 場所: Palace Hotel TokyoJapan
The Social Networking Conference events focus entirely on the business management of a social networking website. Our next conference is on May 8 - 9, 2008 and will be held at the Palace Hotel Tokyo in Tokyo, Japan. It covers all business aspects of the social media markets in Japan and Asia, inlcuding: new technologies, Japanese mobile technologies, venture capital, marketing, chinese and other Far East/Asia business strategies, partnerships, legal issues and Far East/Asia payments.
Speaker
http://www.socialnetworkingconference.com/speakers-tokyo-2008.php
全て英語のようです。
2008年04月11日
●ネット上のキッズテーマパークは21世紀のウオルト・ディズニーになれるのか
今年4月初めニューヨークで行われたVirtual Worlds 2008 に参加して来ました。今回の内容は昨年までと様変わりでした。主役は子共達から10代後半のキッズの仮想社会サービスです。
基調講演の最初は、なんと大成功を収めているお人形の「バービー」ですよ。まるで一昔前のデズニーランドを思わせる風景ですが、ネット上でのテーマパーク造りは成功するのでしょうか?
★ Virtual Worlds 2008
http://www.virtualworlds2007.com/
スポンサーからセカンドライフが下りており、非常に影が薄くなっています。一方、子供達の仮想社会サービスは参加者数が1、000万人を超えたものが三つ四つあり、既にキャズムを超えてアーリー・マジョリティの段階に入っています。
これはさながら1950年代に出来たディズニーランドを思わせる光景でした。
★ 台頭するキッズの仮想社会サービスは現代のテーマパーク
三大大手のサービスは以下の通りです。
1)クラブペンギン 1,300万人
http://www.clubpenguin.com/
2)ハボホテル 1、000万人
http://www.habbo.com/
3)バービー 1,100万人
http://barbie.everythinggirl.com/
http://www.barbiegirls.com/home.html
☆Could Barbie Girls Become The Largest Virtual World?
http://www.techcrunch.com/2007/07/15/could-barbie-girls-become-the-largest-virtual-world/
その他数百万人規模のものが10幾つもあります。
特にバービーは、昨年4月に立ち上がって以来、一年間で1,100万人の参加者を獲得しました。物理的な人形の販売が次第に落ち込む中、一方でライバル企業のお人形の仮想社会サービスが伸びており、Mattel: Barbieとしては満を持して仮想社会サービスに進出しています。

Barbieを例にとるとキッズ用仮想社会サービス内容は以下の通りです。
A) ファッションプレーやビューティプレー
これはキャラクターをアバターのように活用して髪型や衣装を取り換えてファッションセンスを競う訳ですね。
B) ソーシャルプレー
お友達をどんどん作って、なかよしを増やす遊び方です。
C) クリエーティブ・プレー
お部屋を飾ったり、整理整頓したり。ままごとですね。
D) ペットプレー
ペットを飼って可愛がってと言う遊び方です。
E) ファミリーの価値観重視
物理世界での知り合いで無い相手は部屋に入れないなど両親と会話しながら一緒に楽しむ形を取っています。ゲームの中でとりわけ母親と子供との会話を促進する訳ですね。他にお買いものなどのビジネスプレーも。
総じてA)からD)はセカンドライフの女性の参加者にもそまま当てはまる内容であり、かけているのは「デートプレー」位でしょうか。
筆者が注目しているのは家族と共に「子供の成長や発達」に重点をおいてプログラムが組み立てられている点であり、中でもファミリーの価値観を重視している点です。
★ 初期のディズニーランドそっくり(温故知新)
これは1950年代にウオルト・ディズニーがディズニーランドと言うテーマパークを立ち上げた時のコンセプトにそっくりと言えます。当時ウオルトも子供たちの健全な成長とファミリーの価値観を非常に重視していました。
ディズニーと言えばその主体は「アニメ映画」ですが。(その他冒険ものや自然映画)
ディズニーアニメ映画の中では小鹿のバンビが生まれるとミミズクのおじさんが皆に知らせたり(ソーシャルプレー)、バンビが髪飾りを付けたり(ファッション・プレー)、ライオンキングの家族が登場したり(ファミリー・プレー)していたのを覚えておいででしょうか。
こうして子どもたちは映画や絵本、更にテーマパークの中で「社会の勉強」をしていました。それを今度は仮想社会サービスの中で社会勉強をやろうという訳です。
それをディズニーランドはテーマパークとして=物理的な仮想社会として表現していました。そして子供たちは家族と共に訪問し、ミッキーマウスと握手したりサインをもらって喜んでいました。
当時、経営トップのウオルト・ディズニーは、ABCテレビを使って自らテレビに登場し、家庭重視、ファミリー重視の価値観を全世界に訴え、ディズニーランドを宣伝していました。これが日本でもお馴染みの「お伽の国の世界」=ディズニーワールドのテレビ放送ですね。あのファンタシーに満ちた、柔らかなテーマミュージックをやウオルトの慈愛に満ちた語り口を覚えていらっしゃる方も多いと思います。
それ=「お伽の国の世界」が2008年現在、ネット上のテーマパークとして再現されようとしています。お人形やキャラクター、絵本やアニメの中のお姫様や王子様、そして動物たちが今度はアバターになるわけですね。
だからMattel: Barbieや多くの番組を仮想社会に持っていって10代後半から20代前半の女性の支持を得ているVMTVは「最大のライバルはディズニーだ」と叫んでいます。ディズニーもまた約10の仮想社会サービスを準備しています。(既にクラブペンギンを買収済み)
技術的にはこれらは全て2Dや2.5Dと言われるブラウザー中心のサービスです。3Dが部分的には受け入れられる一方、汎用的なITインフラとしては特別のビューアーやグラボーの不要な「ブラウザー中心」アプローチが見直されています。(但し、これは数年内に逆転すると思いますが)
★ 次は大人の仮想社会サービス=テーマパークへ
嘗て50年代の子供用のテーマパークの台頭は、アメリカ西部の破壊的側面を代表する大人のテーマパークであるユニバーサルのなどへと繋がりました。そしてハーゲンダッツカフェのようなテーマレストラン、更にスターバックスのような経験マーケティングへと広がりました。
今後、2009年2月の米国におけるテレビのデジタル移行の完了を経て、ネット上に誕生した言わば「新しいディズニーランド」は、大人のテーマパークへと発展するでしょう。
IT技術の進歩の中で2009年から2010年頃には、再度、セカンドライフなどの3Dの世界が技術の普及とインフラの整備の観点から主流として帰ってくると考えられます。
仮想社会サービスの進歩を考えるに当たってディズニーランドが切り開いた物理的テーマパーク=経験マーケティングの進歩の歴史を参考にしよう。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
