2008年09月17日

●次世代のSNSはリアルタイム社交に向かうのか!!

 ソーシャルネットワーキング・カンファレンスなどの動向を見ていると「次世代のSNSは明らかにリアルタイム社交の要素を補足的に取り込む」方向にあります。現在でもマイスペースなどでは「誰がオンライン中」なのかが判りますが、これまで不足していたオライン中の仲間同士の社交やコラボを強化する方向に行く訳ですね。但し、その為のプラットフォーム開発はサードパーティの手に委ねられているようです。


 思えばTWITTERなどのミニブログの流行も、参加者のリアルタイムでのコミュニュケーション欲求と言えないこともありません。

まず参考になるのは欧米で人気のソーシャルネットワーキング・カンファレンスが主催するバーチャルカンファレンスのやり方です。


(尚、ソーシャルネットワーキング・カンファレンスは、米国のSNS業界関係者の為にサンフランシスコとマイアミで行われている会議であり、最近は欧州や日本でも実施されています。)

★ソーシャルネットワーキング・カンファレンス

http://www.socialnetworkingexpo.com/

引用

The virtual expo is designed to compliment the physical Social Networking Conference, held September 22-23, 2008 in London

引用終わり


 2008年の9月後半(9月22日23日)にロンドンでソーシャルネットワーキングカンファレンスが行われますが、その呼び込みを兼ねて、またそれに参加できない人々のためにインターネット上で行われるのがバーチャル・カンファレンスです。まあ、同時にオンライン・デーティングカンファレンス(ネットデート業界の会議)も行われるというのも面白いですが。

これは会議参加者の為の専用SNSが準備されています。それに一日中連続ログインして、フォーラムに参加したり、テキストIMやビデオチャット、で相手の顔を見ながら社交やコラボレーションを行うと言うイベントです。場合によってはオーディオチャットや電話で社交をする訳ですね。


勿論、ビデオチャットなどでテーマを設定しての発表も行われます。またプロフィールにはアバターの登録欄もあります。今後のSNSではアバター登録欄は当たり前になるでしょうが。


最近、欧米ではネット上のリアルタイム・イベントが増え始めています。そうなればSNSもスカイプなどのテレビ会議やビデオチャット、ビデオIMなどのサービスが必要になります。無論、スカイプなどと組み合わせて同時に活用すると言うやり方もあります。


★マイスペースやフェースブックの方向


 米国のマイスペースなどでは知り合いの輪の中でオン中の相手は誰かが直ぐ判ります。それをきっかけにIMのやり取りなどが始まる訳ですね。


そして米国のSNSの主流はこれまで「非同期のやりとりに限定されていた社交の手段」を一挙に多様化しようとしていますSNS=日記やブログ、フォーラム、投稿動画へのコメントなどの非同期のやりとりだけと言うやり方だけでは次第に時代遅れになり始めています。

面白いのはフェースブックやグーグルによる「プラットフォームの自由化=オープン化」の中で第三者によるソフト開発が活発化し、テレビ会議の機能やアバターによるリアルタイム社交である仮想社会サービスなどとの自動リンクが広まり始めている点でしょう。


AOLのSNSである「AIM」などではビデオチャットが充実していますが、SNSの主流派はリアルタイムの社交の手段をサードパーティに委ねています。非常に賢いやり方だと思われます。


既にフェースブックは仮想社会サービスの主流全て(セカンドライフ、ゼア、マルチバース、ガイアオンライン)などのリンクサービスが始まっており、一部のサービスでは知り合いの輪の仲間が仮想社会にオン中かどうかわかる仕組みになっています。マイスペースも同じ方向に進んでいます。またSNSの中でお互いにIMでやり取りしながら「ちょっとアバター姿であって話そう」なんて言ったシーンが実際に起こり始めている訳ですね。


★リアルタイム社交のWeblinがSNSや仮想社会サービスでの社交を補足する!!

 日本でも始まったWeblinと言うブログやWebサイトを背景としたアバターサービスの中でSNSの公開日記の前で知り合った女性達がSNSでも友達申請を行い、セカンドライフでも友達申請を行うと言ったことが実際に起こり始めています。

★★WEBサイトの前の小人=「WEBLIN」アバターは成功するか?
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=3383

何れブログの前でもこんなことが起こる日も近いでしょう。


★ 終わりに

 まあ、SNSやブログの視点から見ればテレビ会議や仮想世界のアバターは、飽くまでも非同期社交の補足と言うことでしょう。でもソーシャルネットワークの基本は社交手段は関係ない訳ですから、この動きは自然であると言えましょう。


注) 以下は詳細なバーチャルカンファレンスの運用方法です。英語の不得意な方は飛ばして読んでください。
引用

It is a virtual pre-conference for the London Social Networking Conference talking place next week.

Virtual Event Link: http://www.socialnetworkingexpo.com/?page=register/join

THE EVENT IS FREE FOR EVERYONE. Since many of you are planning to go to
London (and more to MIami), we thought the virtual event taking place
tomorrow would suit you best.

The idea of the virtual event is to get you more appointments for London
(or Miami) and to make the event more productive for you. This is our 4th
virtual event. We have found it popular among your peers.

You can take two paths for the virtual event:

Path #1: PROACTIVE ROLE: Log in and look at the exhibitors. Look at the
other delegates. Contact them. Say Hi. Find out what they do. Plan for
the conference so your schedule is packed with productive meetings.

Path #2: PASSIVE ROLE: Log in and let people contact you. Just stay logged
in for most of the day. You can still make your phone calls, answer your
emails, work on other things at your desk. People who want to contact you
will (similar to an instant messenger program)

In either case, this should help you plan your meetings for our next
events..

You can text chat, audio chat, video chat, or simply send a message. We
recommend a webcam to visually meet with people. But it is not required.
Having a presense online is more important for you.


引用終わり

 日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫

Posted by sns at 2008年09月17日 13:40
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