2008年12月26日

●景気後退の被害者、ネット上のSNSが心の拠り所に

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081224/181185/

住宅差し押さえの増加、株価暴落、失業率の悪化など、景気後退の兆候は人々のストレスや不安を増大させている。そうした中で、SNSなどのオンライン交流サイトに捌け口を求めるインターネット利用者が増えている。

 「切実な孤独感に苛まれた時、これらの新たなネット媒体が他者とのつながりや連帯感を提供してくれる」と語るのは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のシェリー・タークル教授(社会心理学)だ。ストレス発散のためにアクセスする人々もいるが、多くは他者と苦しみを分かち合うためにアクセスしている。新しい仕事を見つけたり、困っている友人に手を貸したりと、苦難の解決に協力する者もいる。

SNSの役割の一つに情報を共有するというものがある。感情もまた情報の一つである。ユーザーは感情を他者と共有することで、カタルシスを得られる。Twitterのようなサービスは、次々とメッセージが書き込まれ、それをリアルタイムで確認することができるため、この効果は倍増すると考えられる。
世の中には連日、解雇などの暗いニュースが行き交い、TwitterやSNSの需要は高まると考えられる。

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●写真やビデオを添付してメールを送れば Twitter に投稿してくれる「2tweet」

http://japan.internet.com/busnews/20081226/7.html

使い方はとってもシンプル。2tweet のメールアドレスに写真やらビデオやらを添付して送るだけでいい。メールの件名の最初の113文字は Twitter にそのまま投稿される。もちろんギャラリーへの URL 付だ。

最初に使い始めるときだけ会員登録が必要ではあるが、それ以降はぽんぽんと気軽に投稿できて便利だろう。メールだけでいいのでケータイや iPhone なんかからも使える。メールだけでできる、というお手軽な仕組みはまだまだ応用範囲が広そうですね。

Twitterの売りの「手軽さ」に着目した良いサービスだと思う。「手軽さ」というのは、短期的にも長期的にもユーザーに使用を促してくれる。これは対象サイトを継続的に活性化させるために重要な要因である。
今後、TwitterのようにITやSNS業界で「手軽さ」がますます重要視されていくだろう。

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●海外ラウンドアップ2008:SNS各社が取り組む収益性の課題

http://japan.cnet.com/sp/halfyear/story/0,2000072660,20385775,00.htm

おそらく現在の経済情勢のために、あるいはWeb 2.0時代が終焉を迎えようとしていることによって、ソーシャルメディアにこれといって注目すべき新規参入はなかった。かつてFacebookや、あるいはTwitter、Diggなどが巻き起こしたようなセンセーションをもたらす新興企業は生まれなかった。ロケーションベースのモバイルソーシャルネットワークは、期待されたほどのセンセーションを引き起こすことはなかった。また、景気後退の影響はまずソーシャルメディアの第2階層や第3階層を直撃し、ImeemやBuzznetといった企業は従業員のレイオフを余儀なくされた。Twitterのライバルと目されていたPownceは業務を全面的に停止し、資産をブログソフトウェア会社のSix Apartに売却した(そのSix Apartも一連のレイオフを実施した)。苦境にあるYahooは、ソーシャルネットワーキングサービスのベータ版「Yahoo Mash」を閉鎖した。

FacebookやMySpaceのように「選挙特需」により成功を収めた企業もあるが、確かにソーシャルメディア業界は、目に見える結果が得にくいため、ビジネスにおける位置づけが危ぶまれる部分はある。「目に見えない」ということは、先の金融不安が証券ビジネスによって世界中に万延したことから確かに注視しなければならない。地球温暖化におけるCO2のようにビジネスにおけるソーシャルメディアの役割も何らかの形で「見える化」して行くことが、今後の打開策につながっていくのだろう。

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2008年12月19日

●Mixi年賀状は何故受けたのか?!!

日本郵便さんが提案したと言われるMixi年賀状の申し込みが2週間前に20万通を超えてシステムの増設と言う嬉しい悲鳴を上げているそうです。ではMixi年賀状の何が魅力なのでしょうか。仮想社会サービスにある類似のサービスと比較すれば良く判ります。

年賀状の効用は紙であれ、ネットであれ「プラスのストローク交換」とそれに伴う「マイクロフロー体験」ですが。

重要な点はリアルの相手と自分、ネットの相手と自分はペルソナ(アイデンティティ)が異なると言う点、そしてその壁をどう越えるかと言う点の理解でしょう。


まあ、判り易く言えば3D化の進展やMMORPGだけでなく動物の森のような家庭向きのゲーム、仮想社会サービスの普及で日本でも「ネットの自分とリアルの自分」の使い分けが出来始めていると言うことでしょうか。

★ Mixi年賀状の仕組み説明

 11月28日からの期間限定のサービスですが、これによりマイミクと呼ばれる知り合いの輪の中の方々(多くはお互いに本名も住所も知らない。)に「年賀状郵送サービス」を利用して実際の年賀状を送る訳ですね。色々なデザインの中から選択して「謹賀新年!!XXでーす。来年も宜しくね!!^^」見たいなメッセージを入れる訳ですね。


★★ 「迷わずミクシィに声かけた」日本郵便--新しい年賀の形を目指す
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20382688,00.htm
★★ 「ミクシィ年賀状」の申し込み、20万枚以上に--サービス開始から2週間を目前に
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20385167,00.htm

 引用
  

利用にはまず、送り手のユーザーが受け手のユーザーを選択し、デザインの選択やメッセージを記入する。すると、受け手のユーザーに年賀状が送られる旨のメッセージが通知されるので、受け手のユーザーが自身の住所や本名を入力。この作業が完了することで年賀状が送信される。

 引用終わり

Mixi年賀状の値段は以下のようになっています。

▲ 年賀状の通常価格 1通98円
▲ 版権キャラクターなどをデザインしたプレミアムテンプレート版 1通130円から180円
▲ 企業広告の入ったスポンサードテンプレート版 1通48円


 キャラクタービジネスとか広告とか中々面白いですね。


このサービスの特徴は明らかに「ネットの関係」と「現実社会の関係」を明確に分離している点です。これまでのSNSの基本的な考えは「ネットも現実社会も一緒=実名原理主義」の発想でした。今回のアプローチ方法は明らかに基本的な発想とは立ち位置が異なります。


年賀状の送り手が「ネットの関係」を「現実の関係」に拡大したければ、「メッセージに送り手の住所と名前」を入れれば良いし、ネットの関係の維持、強化だけが目的なら入れなれれば良い訳ですね。


一方受け手の選択肢は以下のようになります。

 - 受け取り拒否    「ネットの付き合い」を続けるつもり無し
 - 単純な受け取り   「ネットの付き合い」を今後も続けるつもり
 - 住所を書いて紙で返書 「現実の関係」へと発展させる意思あり


送り手と受け手の関係が男女関係ならば中々興味深いですよね。

さてこれと同様のサービスは仮想社会で時々見られます。

以下はセカンドライフで大成功したスイスコムのサービスですが。

★ チョコレートと花のプレゼントの例(バレンタインデーを想定)

 仮想社会でロメオ(男性)とジュリエット(女性)の二人が付き合っている場合、スイスコムから以下のサービスが提供されています。(サービス名はスターフルート)

1、 ロメオ(男性)がチョコレートまたは花束をスイスコムの仮想のお店で買います。
2、 ロメオ(男性)はジュリエット(女性)に花束を渡します。(セカンドライフ内)
3、 ジュリエット(女性)は大喜びします。(セカンドライフの中の話)
4、 ジュリエット(女性)は自分の住所と名前を打ち込みます。
5、 すると本物の花束が届けられ現実のジュリエット役の女性は喜びます。


このサービスは大成功し、スイスコムは欧州の色々な会議で講演しています。また最近では高級腕時計やスコッチウイスキー、宝石なども同じ方式でギフト用に販売されています。


http://www.starfruit.biz/gift







(http://www.starfruit.biz/giftより引用)

★ Mixi年賀状とスイスコムは何故受けたか

 これはネット上でのコミュンティ作りで非常に重要な点ですが、ネットのペルソナ及び関係と現実のペルソナ及び関係の区切りとそれを超えるシナリヲが見事なんですよね。


 ネット上で実名を使おうとハンドル名を使おうとネットの自分と現実の自分とは関係性が異なります。それは本名を名乗っているタレントがテレビに映る「タレントとしてのイメージ」と「現実のイメージ」とが異なるようなものです。

 
ネット上のマーケティングにおいて今後はネットのペルソナから現実のペルソナへとスムースに発展させていくことが非常に重要になる時代になりました。


丁度、釣り馬鹿日誌において「会社では社長と駄目社員の関係」そして趣味の釣りでは「師匠と弟子の関係」と同じように、ペルソナと言う関係を如何に乗り越えるかがビジネス成功の鍵を握っている時代が来たと実感しています。まあ、次の課題は日本でもアバターライフスタイルがどこまで浸透するかですが。

日本ナレッジマネジメント学会専務理事 山崎秀夫

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●Any、楽天と業務提携--「楽天ブログ」と「前略プロフィール」に3Dアバターを提供

http://www.socialnetworking.jp/b/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&blog_id=1

抜粋

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「Any」を運営するAnyは12月18日、楽天と業務提携し、12月より楽天が運営する「楽天ブログ」と「前略プロフィール」に対し、Anyの3DアバターをASP化して提供開始したと発表した。

 Anyでは、約2000以上の3Dアバター素材を保有しており、アイテムパーツや背景素材の組み合わせにより、400万パターン以上のコーディネートが可能だという。また、アバターにはアクションをつけることができる。

抜粋終わり

アバターの存在はペルソナの視覚化という点で、インターネット上でのコミュニケーションをする上で非常に有用である。当初は非常に単純なものであったが、そのクオリティは日々向上し、今や3D化されている。これは時代の要請であることは間違いないが、この変遷がまだ過渡期であることも認識しなければならない。アバターに抵抗のある読者もおられるかもしれないが、現代の若い世代はそういう環境下で育っていているため、今後ますます普及の圧力が働くと考えられる。

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●「最注目のSNS」フェースブックが急発展のカギは、「クラウド利用のエコシステム」だった

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20081217/120151/

抜粋

フェースブックが急成長できた理由の1つに、プラットフォーム化がある。今までもアマゾン、グーグル、セールスフォースドットコムのプラットフォーム化については説明してきたが(http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/col/kurihara/012/)、フェースブックのプラットフォーム化戦略は、これらの企業とは多少異なっている。
抜粋終わり

SNSをプラットフォームとして活用することで、そこに組み込まれたアプリケーションや商品は口コミ的に利用ユーザーからその友人へと広まっていく。プロモーション・マーケティングとして大きな便益を図ることができる。この未曽有の不景気に直面している現在、各企業はビジネスにおけるSNSの活用を再考する時期に来ているのかもしれない。

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●SNS、4人に1人が「ニュース」閲覧目的で利用

http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20385302,00.htm

081215ishare-2.jpg

抜粋

SNSをよく利用するとした人に利用目的を複数回答形式で聞いたところ、「友人の日記閲覧」が78.9%で最も多く、「自分の日記更新」との回答を 18.6%上回った。

 他、ニュースを閲覧する目的で利用するとの回答も17.8%あり、SNSユーザーの約4人に1人は、友人・知人とのコミュニケーション以外の目的でもSNSサイトを利用しているとの結果が出た。

抜粋終わり

「友人の日記閲覧」が「自分の日記更新」を上回り、「ニュースの閲覧」に利用するということから、消費者がSNSに求めているものというものはやはり「価値があると思われる情報」であることが分かる。嗜好が多様化する現代社会の消費者に向けて、供給する情報のマーケティングというものが今後ますます重要視されるだろう。

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●SNS「グリー」上場、時価総額1000億円超 ミクシィ抜き業界1位に

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2550783/3620999

抜粋

【12月18日 AFP】ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を運営するグリー(Gree)が17日、東京証券取引所マザーズに上場した。終値ベースの時価総額は1070億円となり、時価総額で業界最大手のミクシィ(Mixi)を抜き業界1位に躍り出た。

 初値は公募価格3300円を51%上回る5000円。終値は公募価格を約45%上回る4800円だった。


抜粋終わり

サブプライムに端を発する金融不安の煽りを受け、モノが売れず、株価が低迷する中、SNSにおける市場の期待の高まりが感じられるニュースである。派遣社員が切られ、事業の縮小が各企業で見られるが、IT事業ひいてはSNS事業が今後の産業界を牽引する重要な役割を果たすかもしれない。

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●SNS「MySpace」上で「白戸家」のプロフィール公開

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/43283.html

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抜粋

マイスペースとソフトバンクモバイルは、オープンSNS「MySpace」上に、ソフトバンクのCMに出演している「白戸家」の人々のプロフィールなどを公開した。2009年2月28日までの期間限定公開となる。
抜粋終わり

SNSにおけるユーザーは、基本的には実在する人物である。もちろん、アカウントを2つ収得すれば、一人で二人分のユーザーを利用できるし、中には動物が登録するSNSもある(動物が登録する場合も、結局は飼い主が登録する)。
今回の試みは、リアルワールドをつなぐためのツールとしてではなく仮想世界、ひいてはエンターテイメントの拡大のためのSNSの可能性を示唆するものであるように感じられる。「白戸家」という仮想世界上の存在をSNS上で「住人」として扱うことで、ユーザーは仮想世界上のものをより身近に感じられる。プロモーションとしてはもちろん、ビジネス事体を拡大させるツールとしても活用できる。ミッキーマウスなどのような有名キャラクターが存在するSNSも今後現れるかもしれない。

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2008年12月17日

●グリー上場 株価はどうなる?

いよいよ本日グリー上場だそうです。

http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK020779120081216

グリー
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=3632&d=t

※抜粋
17日上場のグリーの初値予想は3800円(モーニングスター)
※抜粋終わり

ネット関連株が高い、グリー上場を明日に控えて連想買いが集まる
http://stock.money.goo.ne.jp/apps/news/read?f=200812161732

リンクアンドモチベーションやペーパーボーイも上場するんですよね。12月にベンチャー企業の上場が集中していますね。

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2008年12月10日

●経営ツールとしての社内SNS(Oracle Connect)

http://journal.mycom.co.jp/series/sns/020/

抜粋

オラクルの社内SNSの名称は「Oracle Connect(オラクルコネクト)」という。7万人を超える世界中の全社員が使えるという巨大社内SNSだ。2007年8月にサービスインした。アクティブ数は数万人に上り、そのうち日本オラクル社員は数百人となる。

UI(ユーザーインタフェース)は英語だが、多言語対応しており日本語で書き込むことも可能だ。オラクルのオフィスは世界各国の主要都市にあるため、さまざまな言語で書き込まれており、英語、日本語の他、中国語、ヨーロッパ系の言語なども見かけるという。

オラクルの社内システムでは、社員ひとりひとりに与えられた単一のユーザーアカウントで一度ログインするだけで複数のシステムにアクセスできるSSO(シングルサインオン)が実現されており、この社内SNSもSSOに対応済みである。このSSOは、自社のアイデンティティ管理製品群「Oracle Identity Management」を利用して実装されている。

抜粋終わり

このSNSの特徴として、外部環境のSSOが重要になってくる。つまり、SNSに自動的にログインしてくれるため、ただでさえ低いSNSの敷居がさらに下がり、今まであまりアクティブではなかった一段下のユーザーも取り込むことが可能になるのである。全社員が7万人と母数が大きいため、この効果は計り知れないものだと考えられる。SNSを最大限に生かすために、SNS外の工夫にも目を向けていく必要があるのかもしれない。

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●ユリシス、一般ユーザー参加型の不動産オンラインコミュニティ「Ulysses」

http://www.venturenow.jp/news/2008/12/09/2237_005793.html

ユリシス.bmp

抜粋

「不動産業者はアクセス履歴(足あと機能)により、今までの不動産ポータルサイトと違い、ネット上で営業を掛けることができる。また、エンドユーザーは不動産業者や一般ユーザーから情報を得ることができ、適正価格での売買に繋げることができる。Q&Aを利用したり、さまざまな方法で業者を選定できるようになっている」(同社代表曽我氏)

 2008年内に不動産会社会員を300社獲得、今後1年で一般ユーザー 50,000人、不動産会社数 3,000社、不動産関連会社数 500社の獲得を目指す。また、システム利用料以外の収入源として、2009年内に広告収入とエスクローサービスの導入も計画している。

抜粋終わり

理想の家を求めて何軒もの不動産会社を回る。このサービスはそんな苦労を取り払ってくれる。このSNSにアクセスするだけで、多くの不動産情報が手に入るし、登録している他のユーザーからも客観的な意見を取り入れることもできる。大きな買い物であるだけに慎重になってしまうが、この情報ネットワークは消費者に大胆な行動を促すと考えられる。その結果、多大な情報に基づいた理想の家を手に入れることができるのである。

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