2009年06月15日
●もう起業に会社はいらない,とサイボウズ創業者は言う
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090603/331243/
「従来は新しいサービスを立ち上げるためには会社を作り,オフィスを借りそこに人を集めていた。しかし,もう起業に会社は必要ない」(高須賀氏)。(中略)
インターネットは,大企業や政府でなければ入手が困難だった情報を個人が入手できる手段を提供した。ブログやSNSは,組織内でのコミュニケーション・コストと,組織外でのコミュニケーションのコストをほぼ同等にした。クラウド・コンピューティングは,大組織でなければ使えなかったコンピュータ資源を使えるようにした。個人によるプロジェクトが大組織に劣らないパフォーマンスを生み出す可能性が出てきた。
(中略)
世界中にユーザーがいて,売り上げは1兆円,でも社員は20人。そんな企業が間もなく生まれる。高須賀氏はこう考えている。
まさにクラウドコンピューティング様々です。
こういった小規模の新企業が増え、かつそれらが存在感を増してくれば、IT業界においてのパラダイムシフトが更に加速されるでしょう。
新規参入企業はクラウドコンピューティングの恩恵を受けて初期投資額を抑えられる上に、ビジネスとしての対象が一本化している為、大企業の様に既存ビジネスとのシンクロニシティやそれまで使っていたIT資産の償却その他に気を遣うことはありません。
そういった好条件を活かして大企業が提供する既存サービスよりも優れたサービスを提供する企業が出て来たら、一体何が起こるでしょうか。
顧客は新サービスへと流れていくでしょうか。
依然として同じサービスを使い続けるでしょうか。
それとも両サービスを併用するでしょうか。
大企業が淘汰されてしまうのでしょうか。
新規参入は失敗に終わってしまうのでしょうか。
それともうまく棲み分けが行われるのでしょうか。
いずれにせ、大企業群はより一層組織構造やITコスト、そして経営の方向性について熟考する必要性が出て来ることでしょう。
常に進化を続け、大きなうねりとなって私たちを巻き込んでいくITという大波。
それを上手く乗りこなしていくのは一体誰なのでしょうか。
このエントリーのトラックバックURL:
http://socialnetworking.jp/b/mt-tb.cgi/4139
