2009年07月08日
●フェースブックとCNN、ABC,MTVなどのマイケルジャクソンのメモリアル生中継(ソーシャルテレビ)に見るツイッター型投稿の面白さ!
2009年7月7日、世界中から視聴できると書いてあるにも関わらず日本はサービスエリア外と言う事で日本国内では動画が見られませんでした。しかし横に出てくるツイッター型投稿は面白かったので報告しますね。
ソーシャルテレビはテレビの生中継と共にフェースブックなどの参加者が「つぶやき投稿」を画面の横や下に表示する共同視聴です。大統領選挙中や特にオバマ大統領就任式などから広まり始めています。
★★Why Facebook Is Changing Online Video, Television
http://www.insidefacebook.com/2009/07/06/why-facebook-is-changing-online-video-television/
今回はCNNだけではなくABCやMTV、E! Online:からもフェースブック生中継がなされています。
★★ABC News, CNN Teaming Up with Facebook for Michael Jackson Memorial
http://www.insidefacebook.com/2009/07/07/abc-news-cnn-teaming-up-with-facebook-for-michael-jackson-memorial/


まあ、お葬式ですから、厳かにと言うことが基本です。
挨拶から始まり、家族の弔辞などが続き、ゲストが歌を歌って・・・と言う進行です。
まあ最後に「世界を癒す」と言うマイケルの歌を全員で唄って終わりでしたが。
さてフェースブックのソーシャルテレビの特徴は、① パブリック型(フェースブックに登録すれば誰でも参加できる)と② プライベート型(知り合いのみ参加)の二つがあります。今回のマイケルのお葬式中継は① のパブリック型で実施されました。
気がついた特徴は以下の通り。
<ツイッター型投稿が生み出したパブリック・ネットコミュニティ>
1) 教えあい、助け合い
米国外からの参加者(ナイジェリアとかハンガリーとか、スペインとか、ドイツ)なども多く、サービスエリア外の人たちから「見たい、見たい」と言う呟きも多く投稿されていた。それに対して「このパリス(11歳のマイケルのお嬢さんのシーンは泣ける。CNNがブレーキングビデオに載せてる。)とか「最初の部分はCNN中継がYouTubeに上がってる」とかアメリカの参加者から情報が寄せられていました。
11歳の娘、パリス キャサリン ジャクソンの泣かせるシーン
http://edition.cnn.com/video/#/video/showbiz/2009/07/07/sot.paris.jackson.aeglive
以下は追悼式の最初のシーン
Rev Al Sharpton At The Michael Jackson Memorial Servive (July 7 2009)
http://www.youtube.com/watch?v=oasEHdxis1Q&eurl=http%3A%2F%2Fsns.navisl.jp%2F%3Fm%3Dpc%26a%3Dpage_fh_diary%26target_c_diary_id%3D358786%26comment_count%3D16&feature=player_embedded
これらを見ながら「呟き型の投稿」を読んでいると結構面白いです。
因みに投稿は1秒単位に纏められ、それぞれの投稿は約15分ほどログに残っていました。
2)スパム的な批判言動の浄化
全くファシリテーションが提供されて無い中で、「批判的な言動」には参加者から批判やブーイングが寄せられていました。
3)中継を見た人のコミュニティの誕生
面白かったのは「この中継を見た人だけのコミュを立ち上げよう!」と言うことでフェースブックにページが立ち上がって、「さあ、参加しよう!」と言うことで瞬く間に100人ほどが参加した点でしょう。ツイッター型の投稿からあっという間にコミュニティが生まれるというのは面白いですね。
<マイケルジャクソンのフェースブック中継が打ち立てた記録>
★★ Michael Jackson Breaks Several Facebook Records During Memorial Service (Updated)
http://www.insidefacebook.com/2009/07/07/michael-jackson-breaks-several-facebook-records-during-memorial-service/
1)参加者数は7百万人だそうです。オバマ大統領の就任式の記録を塗り替えました。
(但し、これはフェースブックのファンページの訪問者数、実際のライブストリュームの参加者は百万人)
2)glove virtual gift(無料の仮想ギフト)が80万個受け取られました。
3)1分間に6千個の呟きが投入されています。
4)フェースブックのパートナーサイトから百万人がログインして見ました。
<対面世界でもソーシャルビューイングは当たり前に実施>
さてアメリカ国内のテレビのソーシャルビューイングは、インターネット上だけでは無く、各町の博物館やパブなどに集まって「皆でマイケルの葬儀に参加する」と言う形が見られました。ドイツのテレビもアメリカの葬儀を中継し、スタジオに多数の人々を集めて大画面での共同視聴を実現していました。
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫
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