2009年09月03日

●フェースブックの新しい広告販売の面白さ!!

 米国のフェースブックが開始している広告による新しいマーケティング提案はとっても面白いです。販売対象はフェースブック内の企業やソーシャルゲーム企業です。彼らにフェースブック内の「ファン促進広告」を販売して企業のファンページを増やすと共にフェースブックも儲けようと言う物ですね。

まあ、ソ-シャルグラフ(ソシオグラム)と言う人脈販売商売だからこそ出来るのでしょうが。

★★Brilliant: Advertisers Pay To Drive Traffic From One Place On Facebook To Another Place On Facebook

http://www.techcrunch.com/2009/09/01/brilliant-advertisers-are-paying-to-drive-traffic-from-one-place-on-facebook-to-another-place-on-facebook/

1、 ソーシャルゲームによる「フェースブック独自経済圏」の構築
フェースブック上には多数のソーシャルゲーム企業が展開しており、参加者数は月次で5千万人を下りません。そしてトップ企業のZYNGAは1億ドル(約100億円、2008年)の売り上げを上げるなど仮想商品(アイテム販売と課金)で収益を上げています。そしてソーシャルゲーム企業間の販売競争が激しい中、各社ともフェースブック内でコマーシャル=広告を打ち、それがフェースブックを潤し始めています。

フェースブック内に独自の循環経済圏が出来始めている訳ですね。

例えば仮想社会サービスのセカンドライフの場合には「4.5億ドル=約450億円」(2009年予測)の参加者間取引が行われています。運営企業のリンデンリサーチは、一部の参加者からの月次使用料と土地取引やリンデンドルの為替販売(一種のマイクロ取引)による売り上げで黒字になっています。独自の経済圏が収益源として確立している訳ですね。

これと同じ構造をフェースブックがとり始めました。プラットフォームの開放とか、独自の仮想商品販売とか、独自経済圏の確立とかセカンドライフの真似が上手いですね。
そのセンスの良さには感心します。

2、企業ページのファン獲得競争

更にフェースブックが注力しているのは、フェースブック上に進出している企業のファン獲得競争の為の広告提供です。2009年11月には3億人のなろうとする参加者を自社のファンにすると言うフェースブック内広告の販促ですね。

まあ フェースブックは独自の仮想ギフトの販売を第三者に自由化テストを開始し、同時に実商品の販売テストも始めました。広告においてグーグルの一部を食い、同時にアマゾン型の実商品も販売すると言う独自の勝ちパタンビジネスモデルの構築が完成期に近づいたのでしょうか。

日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫

Posted by sns at 2009年09月03日 11:20
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