2010年03月03日
●<ソーシャルテレビ> スーパーボウルとバンクーバーオリンピックの総括!!テレビとネットの会話が醸成する「水飲み場効果」(ニューヨークタイムス記事の感想と要約)
ニューヨークタイムスが冬季オリンピックを放映したNBCとスーパーボウルやグラミー賞を放映したCBSの総括として両者が出した「ネットはテレビの友達だ!」と言う結論を報道しています。
その中心は「水飲み場効果」=WATER COOLER EFFECTですね。
この用語は元来、ナレッジマネジメント用語なのですが、日本で言えば「居酒屋効果」とか「タバコ部屋効果」と言う意味です。オフィスでコーフィーを飲む場所は、一息ついてほっとする場所、そこでの何気ない会話が気付を与えてくれると言う意味ですね。
ソーシャルテレビを「水飲み場効果」から捕らえれば、知識の共有、感情の共有手段と言うことになるのかもしれません。
何れにしてもロングテイル論のヘッドの部分、オリンピックや国民的歌手のパフォーマンスなどは大手の広告主が付くヘッドのテレビが21世紀にもドミナントなコンテンツプロバイダーになり続けるでしょう。
その限りにおいてソーシャルテレビ議論は既存のテレビ業界や製造メーカーを無視できません。
「ツイッター + USTREAM」だけの世界はロングテイルの一部でしかない と認識しましょう。
以下要約しますね。
★★ Water-Cooler Effect: Internet Can Be TV’s Friend
(ネットはテレビの友達になれるか?)
<記事要約>
ネットがテレビを崩壊させると言う ネット=敵論が提唱されて久しい。
でも現状はそうではないのである。
バンクーバーオリンピックとスーパーボウルを見る限り、テレビの視聴者数は過去、最高に達している。
さてフェースブックやツイッターの呟きには「水飲み場効果」があることは知られ始めている。
これがテレビと時間を取り合うだろうと見られていた。
しかしニールセンの調査によればスーパーボウルとバンクーバーオリンピック中に七人に一人がネットとテレビを同時に見ていた!!。
その結果 CBSもNBCも「水飲み場効果」をテレビ視聴に取り入れられれば「ネットはテレビの見方になる」と考え始めている。
CBSはスーパーボウルとグラミー賞のネット放映でそのことを確信し、NBCはゴールデングラブ賞のネット放映でそのことを確信した。
一方視聴者から見ればNBCがライブ中継をテレビですら遣らないで、多くをテープにとって夜のテレビのプライムタイム放映にタイムシフトした点は非常に評判が悪い。
注) tape delayed
ただしNBCもネット会話の「水飲み場効果」は良く認識している。
NBCは受身の視聴ではなく「YOU CAN BE JUDGE!」と言う視聴を提供したがっている。これは「水飲み場効果」を反映したものである。
MTVも2009年のビデオミュージック賞のネット中継でそれを再認識している。
例えばアカデミー賞のテレビ視聴者数はツイッターとフェースブックで宣伝したお蔭で35%も上昇した。
また経済不況の影響もあり巣篭もり効果がネット + テレビの融合効果を押し上げている点も無視できない。
ソーシャル視聴のもたらす「水飲み場効果」は確実に米国のデジタルテレビを変化させつつある。
要約終わり。
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