2010年05月20日
●<SNS> Googlewaveは何故冴えないのか?
2009年のグーグルIOでは開発者コミュニティから大喝采を博した Googlewaveですが1年たってアクチュアル参加者が百万人と何故か冴えません。まあフォースクエアでもそんなものなので悲観する必要は無いのでしょうが。
寧ろグーグル発のソーシャルメディアとしては、早く野に放たれたグーグルバズの方が余程、冴えてる気がします。
リアルタイムWebと言う流れ、ソーシャルWebと言う流れと言う流れに見事に乗っていた Googlewaveは何が問題なのでしょうか。但しグーグルに言わせれば勝負はこれからということのようですが。
重要な点はインターネットと言う複雑系の世界ではどんなに素晴らしくてもクラウド(ネットを介したコミュニティ)に受け入れられない限り、クラウドの支持がない限り決して成功しないと言う点でしょう。
例えばインターネットが登場した頃、LANのレイヤーを巡って標準であるOSIと異端であるインターネットのプロトコル争いがありました。今でこそインターネットはオープンパブリックの代表のように言われていますが、当時は業界の標準機構が決めたOSIスタンダードには、合致していませんでした。
しかしクラウドがOSIスタンダードではなくインターネットを支持した為、OSIはお蔵入りとなりました。
筆者はグーグルウエーブもツイッターやフェースブックがクラウドの手に馴染んでしまったことにより、下手をすればお蔵入りとなる可能性が高いと思います。
寧ろ最初からGMAILのコミュニティに投げ込まれたグーグルバズの方が成功する可能性が高いかもしれません。
インターネットのソーシャルメディアは、最初から美しく計画できる、されるものではありません。ツイッターのようにとんでもなく簡単な仕組みがクラウドの手に馴染んで成長し、それが企業内に導入されるのが現在のトレンドです。(多様なアイデアの前には優れた天才的な企業の企画部門の企画が決して適わないというクラウドソーシングの発想です。)
そうなればグーグルウエーブは朱鷺の繁殖のように、早く野に放つ必要があるのですが。
インターネットと言う野の技術が後に企業に入ってLAN型の情報共有を凌駕しイントラネットに成長したことを思い出しましょう。
センスのあるアップスはもう大手の企業からは出てこない時代なのかも知れません。
(美しい体系が主流にならず見捨てられたOSI標準)

<出所:http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/nw-lan-kiso/index.html)
★★ Now Open To Everyone, Google Believes Wave Is Finally Ready To Roll
http://techcrunch.com/2010/05/19/google-wave-open/
It was one year ago at Google I/O that company unveiled one of its most ambitious projects to date: Google Wave. Sadly, ambition doesn’t always equal success. In fact, you might say Google Wave was too ambitious. It was promising to be too many things — it needed focus. And it needed polish. Now, all this time later, Google believes it finally has both.
Read more: http://techcrunch.com/2010/05/19/google-wave-open/#ixzz0oRKEJ1Xy
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter
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