2010年08月13日
●<Q&Aコミュニティ> ソーシャルサーチの台頭とQ&Aコミュニティの再評価
ビジネスウイークの記事ですが、グーグルからフェースブックへと(検索から人へと)検索の重点がシフトする中で古くからあったQ&Aコミュニティが新しい形で再評価され始めています。実際、FLUTHER.COMやQuoraなどなどへの投資が増えており、グーグルはAardvarkを2010年二月に買収しています。Benchmark Capital はQuoraに5千万ドル投資しています。(Quoraはフェースブックの元エンジニア二人が立ち上げた企業)
その他ChaCha, Sirclelt, Hunch, and PeerPong などがあります。
フェースブックもFacebook Questionsを導入しています。
古くからあったQ&Aコミュニティがソーシャルサーチとして再度、ブームになり始めています。理由は一般検索からヒューマンネットワークへの重点の移動です。
その結果、質問により個人の興味が開示される為、ターゲット広告が打ちやすくなると言うメリットがあります。質問やその後議論がポイントです。
Q&Aコミュニティの中で小売店が参照されたり、推奨されるタイミングで具体的な広告を打つアプローチが盛んになっています。
従来のQ&Aコミュニティは一期一会的な要素がありましたが、それにソーシャル要素を絡ませて広告の効果を挙げようという訳ですね。
但し、良い回答を得るには参加者の量とそして無料でのQ&Aと言う質の問題があるため、そう簡単ではありません。
確かにエキスパートの洗い出しにも有効ですね。
<解説>
20世紀末に登場したQ&Aコミュニティ(AKME.COMが典型)の発展型ですが、
今回はサーチのヒューマン系へのシフトとマクロ取引の台頭の中で再評価されようとしています。判りやすく言えばQ&Aコミュニティが新たな環境の中で成熟し始めたと考えられます。
昔は一時、Q&Aの有料化の動きもあり、ちょっとしたアドバイスが3ドル程度で売られていました。これはマイクロ取引の走りです。
現在の動きはQ&A自体の有料化というより、Q&Aは無料のままでソーシャル要素の導入により広告を工夫すると言うアプローチが主流です。
次には恐らく有料アップス(スマートフォンやタブレットなど)などや第一次のQ&A自体は無料でエキスパートによる専門的なアドバイスなどの有料化が重視されると思います。
マイクロ取引の視点やアップスの視点を入れてQ&Aコミュニティに再度注目しましょう。
ことによると日本でも OKWAVEやヤフー知恵袋、はてなを超える新たなモデルが出現するかもしれません。
★★ How Question Sites Could Become Big Business
http://www.businessweek.com/magazine/content/10_33/b4191038609152.htm
The attraction to business of this new flavor of search is that as users pose and answer questions, they'll reveal more data about themselves and create discussion threads against which ever more targeted advertising can be sold. "There are a lot of advertising signals when people ask questions," says David Hornik, a principal with August Capital, a backer of Aardvark.
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter
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