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<アニメ文化> 時間と空間をゆがめるのが特徴――ジブリ・鈴木敏夫氏が見る日本アニメの現在と未来


  魔女の宅急便から活躍しているスタジオ・ジブリの鈴木敏夫さんですが、ディズニーの「トイストーリー3」と同じくらい『借りぐらしのアリエッティ』が2010年夏、日本で盛り上がっていました。
 この日本アニメの特徴を述べた点は面白いですねえ。「日本の大きな特徴は実際の時間と空間をゆがめるということ」と言う視点は非常に参考になります。なんと映画「マトリックス」が影響を受けたと!!
 後はキャラクターに如何なるアイデンティティを与えるかの議論が面白いですね。
これは仮想社会もそうですが、ネット上のキャラクター作りにも通じるところがあって、社会心理学視点で見ると最高に面白い内容です。

でも、これは日本の大きな特徴なんです。日本の大きな特徴は実際の時間と空間をゆがめるということなんです。これに一番影響を受けたのが『マトリックス』ですよね。

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  <出所:下記のブログサイト>
  ★★ 時間と空間をゆがめるのが特徴――ジブリ・鈴木敏夫氏が見る日本アニメの現在と未来(後編)
  http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1011/26/news018_5.html
★★ 鈴木敏夫プロデューサーが語る、スタジオジブリ作品の創り方(前編) (1/5)
   http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1011/25/news024.html

 今夏の映画シーンをディズニーの『トイ・ストーリー3』とともに盛り上げた、スタジオジブリの『借りぐらしのアリエッティ』。宮崎駿氏が監督を退き、若手の米林宏昌氏が監督を務めたにもかかわらず、これまでのスタジオジブリ作品に勝るとも劣らない興行成績を記録している。
 公開すれば必ずと言っていいほどヒットする、スタジオジブリの映画作品。しかし、その歩みは最初から順調だったわけではない。『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』など、スタジオジブリ初期の作品は評価こそ高かったもの、興行的には苦戦を強いられていた。
 そんなスタジオジブリを救ったのが、『魔女の宅急便』制作の際に正式に加わった鈴木敏夫氏の存在である。鈴木氏は日本テレビとの提携などを推進したことによって『魔女の宅急便』を興行的に成功させ、以降もスタジオジブリ作品のプロデューサーとして制作や宣伝に関わり、現在にまで続くスタジオジブリブランドの確立に大きく貢献した。

「どんなスタッフが有能か?」についてはいろんな観点があると思いますが、有能な人ほど時間とお金を使うのが得意であるとは言えます。無能だとお金を使わないんです。だから、あっという間に作りたい時は、才能がない人を選ぶのがいいんです。才能がないと、どこにお金を使ったらいいか分からないですからね。
 僕はよくそういうことを言うのですが、その点から見ると映画は2種類しかありません。映画にはストーリーが伴うわけですが、ストーリーが単純で表現が複雑という作品はお金がかかります。逆に言うと、ストーリーが複雑で表現が単純という作品はお金がかからないんです。そこら辺を見ていけるかどうかがプロデューサーの大きな条件で、だからスタッフをどうするかが大きなポイントになりますね。

アニメーションは、大きく言うと2つしかありません。みんなが知っていることを描くということと、みんなが見たことも聞いたこともないことを描くということです。例えば人間が空を飛ぶというシーンを描く時、これはみんな実際にやったことがないので、どう描いても大概空を飛んだように見えるんです。誰も不思議を感じない。

  日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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