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<sns>フェースブックで壁の花になる「不安」(社会心理学視点、ニューヨークタイムス)


 ニューヨークタイムス誌ですがMITの社会心理学者シャリー・タークルが「ALONE TOGETEHER」を出版して以来、米国では結構、ソーシャルメディア上の「社会心理分析」が話題になっています。 この分野の第一人者であるシャリー・タークルは、著書「ALONE TOGETEHER」の第二部の中でネットの「告白」や「不安」などを取り上げていますが、フェースブックやマイスペースなどの事例が頻繁に出てきます。
 ニューヨークタイムスが取り上げている「壁の花になる不安」は昔、フェースブック疲れと呼ばれていたものです。この基本構造は筆者が指摘した「ミクシィ疲れ」と同じですが、分析はずっと深いです。
 知合いのフェースブックの呟きを読み、同時に呟きを投稿すると言う行為を四六時中繰り返していないと、「社交ダンスで皆が楽しんでいるとき、誰からも声がかからない壁の花のような、仲間から忘れ去られる不安や孤独」を味わうことになります。だからソーシャルメディアから丸一日抜け出せない、まるで犬の首輪のようにフェースブックに繋がれた状態になる訳ですね。
同じ表現をニューヨークタイムスは FOMO=fear of missing out、つまり「仲間から忘れ去られてしまう、置いてきぼりの恐怖」=不安と表現しています。
 シャーリー・タークルの指摘が鋭いのはソーシャルな社交と言う幸せと同時に、何時もフェースブックに入っていないと皆から置いてけぼりを食らうという「不安」=不幸が同時に存在するという幸せ理論をさりげなく使っている点でしょう。
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 <引用元:ニューヨークタイムス誌>
  ★★ Feel Like a Wallflower? Maybe It’s Your Facebook Wall
   http://www.nytimes.com/2011/04/10/business/10ping.html?_r=1&ref=technology

The flurry of possibilities set off a rush of restlessness and indecision. I was torn between nesting in my cozy roost or rallying for an impromptu rendezvous, and I just didn’t know what to do.
My problem is emblematic of the digital era. It’s known as FOMO, or “fear of missing out,” and refers to the blend of anxiety, inadequacy and irritation that can flare up while skimming social media like Facebook, Twitter, Foursquare and Instagram. Billions of Twitter messages, status updates and photographs provide thrilling glimpses of the daily lives and activities of friends, “frenemies,” co-workers and peers.

  日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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