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<サービス支配論理> WWDCでアップルのiCloudの凄い全貌が明らかに!!


 ALLTHINGSDの記事ですが、アプルの21世紀型サービスであるiCloudの全貌が明らかになりました。新しいサービス科学の流れは「工業社会のもの支配論理」から情報世紀の「サービス支配論理」への転換です。今回のiCloudの登場はアプルが完全に「サービス支配論理」に舵を切った歴史的な瞬間でした。
 なるほどね。アプルは約1億ドルから1.5億ドルの前渡金を支払ってでもライバルのアマゾンやグーグルに差をつけ、「情報消費財の盟主はアプルだ!!」とグローバルな天下に示したわけですね。
 マックやパソコンがハブであり、iPodなどがサテライトであった「工業化社会」(音楽=ワンコピーと言う「もの」の時代)はインターネットの進化のお陰で終了しました。
 雲=クラウドにより情報商品が「もの」から「サービス」に転換する時代が来ました。
 その結果、パソコンやマック中心主義からの脱出(コードカット)で全ての機器が対等な関係になりました。中心は雲=クラウドであり、全ての情報商品は雲からのサービスに変化します。
 その上で視聴者が購入したCDの音楽と同等なものがItunes ストアにあればアップロード不要とした(その為に100-150億円支払った)アプルのサービスへの拘りは殆ど執念です。(ここが震えるほど凄いところですね。)
 ■ iCloudの無料サービス(5ギガまで)
  ■■ App Storeと iBookstore で購入したタイトルは全て口座管理され、iCloudからアプル関連の機器で何時でも引き出せます。(これには音楽、書籍だけではなく映画やテレビドラマも含むらしい。)ストリームではなくダウンロードですが、早晩、ストリームも追加されるかもしれません。
またiOS用に無料のアップスが配布され各iOS devices のバックアップを自動的に iCloudで行います。このあたりはドロップボックスそっくりですね。
  ■■  iWork appsで作成した文書も iCloudに自動コピーされます。
  ■■ またapp: Photostreamによって30日間、写真をiCloudに自動保存され、アプル関連の機器で何時でも引き出せます。これにはアプルテレビも含みます。
 (そのためのフリーアップスが配布されるようです。)
■ 有料サービス  年間25ドル。(その7割は音楽レーベルに支払う。)
  視聴者はiCloudに対して視聴者自身が持っている音楽をアップロードできます。
  視聴者がCDなどで購入した音楽がItunesにあればアップロードは必要ありません。iCloudに自動登録されます。Itunesストアから自動的にクラウドに登録します。年間50ドルのアマゾンのクラウドドライブやグーグルのサービスは音楽四社と合意していない為、視聴者は数十時間掛けてアップロードが必要です。(こんなのサービスじゃない!!と言う主張は見事です。)
  (このためにアプルは音楽レーベルに1-1.5億ドル支払ったわけですね。)
 
 <解説>
  アプルはDECEにももちろんウルトラバイオレットにも参加していませんが、サービス支配論理を先取りしたようですね。音楽も映画もテレビドラマも工業製品としての「もの」ではなく「サービスの時代」ですから。
  
 次は映画とテレビのドラマが対象になるでしょう。
   
 (マックやパソコンがハブの時代の終焉、雲が中心に)
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 雲が情報を自動的に吸い上げる。まるでドロップボックスです!!
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<引用もと:ALLTHINGSD>
★★Apple Heads for the Cloud, for Real: Here’s What’s Coming From Lion, iOS5
 and iCloud
  http://allthingsd.com/20110606/wwdc-2011-live-blog/?refcat=news
  
  日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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