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資本収益率が経済成長率を上回る「21世紀の資本論」


日経BPの斎藤精一郎先生の投稿ですが、フランスの若手経済学者トーマス・ピケティの「21世紀の資本論」が欧米で大人気だそうです。遂に国連で講演したり、一躍ロックスター並みの扱いになるなど留まるところをしりません。米アマゾンで売上ランキングのトップです。

過去200年分の税務当局のデータを分析して1980年移行を「第2のベルエポック」と呼びました。戦争が無い金ぴか時代、良き時代ですがトップとボトムの貧富の差が開いた時代と言うことです。19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパ、特にパリにおいて華やかで平和な時代が開花したのが「第1のベルエポック」の時代でした。それから人類は二度の大戦を経験しました。そして1910年から1980年頃の大量生産大量消費時代にはフォーディズムなどでトップの富裕層と一般の人々の所得格差は大幅に縮小しました。

それが1980年以降、再度、拡大し始めていると言う訳です。その原因はロボットやICTなんだそうです。

  それを数式で表せば資本収益率(r)と経済成長率(g)の関係になります。

 貧富の差の拡大は・・資本収益率(r)>経済成長率(g)であらわされます。

即ち企業が稼いでもそれが社員の所得に回らないので、経済が成長しないと言う訳ですね。一方rとgが逆転した1914から70年の60年は中産階級の時代でした。

まさしく「機械との闘争」の時代です。

富の不平等についてはどうでしょうか。1910年には、上位10%の富裕層が国全体の富の80%を占めていました。大戦後にその比率は60%程度にまで減少しますが、2010年には再び上昇して70%近くになっています。

 

★★ピケティ『21世紀の資本論』はなぜ論争を呼んでいるのか

 

日本ナレッジマネジメント学会 専務理事 山崎秀夫 borg7of9 twitter

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